花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

撮った写真を月別に掲載しています

小満(しょうまん)
太陽黄経60°  5月21日ころ

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陽気盛んにして万物長じ、草木が茂り天地に満ち始めるころ。
山野は緑に満ち、昔は田植えの準備をはじめたという。
また蚕が卵からかえって桑の葉を食べ始める時期。



BlogPaint桑の葉



BlogPaintウツギ 別名:卯の花

卯の花腐し:陰暦の4月のころ、卯の花の咲く頃に降る雨。


暑さも加わり、麦の穂が育ち、山野の草木が実をつけ始め、花が盛んに咲き乱れます。
沖縄では小満から次の芒種にかけてが梅雨の時期にあたるので、梅雨のことを『小満芒種(スーマンボースー)』と言います。


小満の頃の花

どくだみ、紅花、杜若、虫取り撫子、桔梗草、庭石菖など




陰ふかむ青葉のさくら若楓夏によりてもあかぬ庭かな
賀茂真淵

陰が深くなってゆく青葉の桜、若楓。夏になっても、飽きることのない庭だなあ


季語
 【夏】
               
          



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立夏(りっか)
太陽黄経45°  5月5日ころ


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 暦の上ではこの日から立秋の前日までを夏とします。
木々が若葉し、1年中で最も快い時期です。
南北に長い日本列島。このころは北海道では桜が満開になります。
関西以西ではすっかり夏模様となり、新緑の若葉、すがすがしい風が吹き、陽光に
真の到来を実感します。

すがすがしい空気に油断して日光に当り過ぎると、日焼けをしてしまいます。
日中は半袖を着ることが多くなってきます。
スーパークールビズ:ノージャケット、ノーネクタイで通勤がOKになりました。
制服の衣替えといえばは6月でしたが、最近では5月からになりましたね。


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春すぎて夏来にけらし 白妙の衣干すてふ 天の香具山
持統天皇 万葉集

いつのまにか春が過ぎて、夏か来たらしい。
天の香具山には、夏の衣が干されているわ。 

立夏の頃の花

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柑橘の花

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谷空木

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都忘れ


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ユリノキ


季語
 【夏】
          さざなみの絹吹くごとく夏来る    山口青邨
          プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷
     
          



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フジ(藤)                               

別名 野田藤(のだふじ)

学名 ウィスタリア フロリブンダ 
マメ科 つる性の落葉小高木  花期:4~5月  原産:日本

花言葉
 陶酔する恋、ようこそ美しき未知の人、佳客
誕生花  
由来  花が風に散る姿「風散」に由来しているそうです。
     ウィスタリアはウィスターという人の名前にちなんだもので、
     フロリブンダは「多花の」という意味です。
     野田藤の野田は大阪にあった、藤の名所です。

花序は30~90cm、上から紫の蝶形花を開く藤色から白色まで変異が多い。
花の香りも甘くあたりに漂う、ハチにご注意。
種は秋に結実。鞘はビロードのような手触り。

蔓の繊維が強く、古代から布を織ったり、篭を編んだりする。
籐椅子は憧れでもあります。


ノダフジとヤマフジがあり、ノダフジは時には花房が1mを越すほど長くなりツルは左巻き。
ヤマフジは花房が短く蔓は右巻き。庭園で藤棚になっているのはノダフジ。

                                 BlogPaint


「藤色」平安時代には花の名が,淡い青紫色の色名になっていた。
藤色の衣装を高い位の人にかぎったりした。 
藤紫・紅藤・濃藤 長く太く下がる紫色の花房は古くから日本人に愛された。
王朝貴族はこの花を気品のある美女にたとえ、源氏物語の藤壺のようにつけたりした。

家紋に好んで使われた。
 
影藤 水面に映る藤の花影を愛でる。
藤浪 なびくように揺れる花房への美称。


   BlogPaint



季語    晩春

    行く春の後ろを見せる藤の花    一茶
    くたびれて宿かるころや藤の花   芭蕉
    白藤や揺りやみしかばうすみどり 芝不器男

【伝説1】

 うららかな春の日のことでございます。
美しい娘とサルが手をとり合って山道を歩いておりました。
サルは娘の爺様の大根引きを手伝って、約束どおり娘を嫁にもらい有頂天。
 それは藤の花の満開の頃のことでございました。
「男の子が生まれたら、名はなんとしよう」「サル殿の子ですから猿沢とつけましょう」。
「女の子が生まれたら、名はなんとしよう」「こんなに藤が花盛り、お藤とつけましょう」 。
娘は川岸の藤の花を指差して「あの花がきれい。ほしいわ。いえ、その先の・・となりの・・・」猿が枝の先へと進み、細い枝がしなります。
娘の荷物を背負った猿は、落ちて急流にザンブリ。
賢い娘は無事に家に逃げ帰ったとさ。

 【伝説2】
 昔、武甲山(ぶこうさん)に山姥(やまんば)が住み着き、里の人々を苦しめていました。
あるとき、行基菩薩が訪れて17日間の祈祷をしたところ、さすがの山姥も神通力を失いました。
 山姥は悔しさに「秩父の山から松と藤は絶えてしまえ」と叫んで姿を消しました。以後、秩父には松と藤が生えなくなったとか。
      

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