花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

2014年07月

きんれいじゅ(金鈴樹
テコマ・スタンス 

英名:イエローベル (yellow bells)


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学名:Tecoma stans (テコマ スタンス)
ノウゼンカズラ科  原産:北アメリカ南部、メキシコ、ペルー、西インド諸島

花は枝先に集まって咲く(総状)。黄色いトランペット型、経4~5cm。良い香りがする。
実は10~20cm細長く、熟すと裂ける。

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花言葉  ー
誕生花  ー
由来    テコマはメキシコ名から。スタンスは直立の意。

季語    温室は冬

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花散歩 あじさい

文京区 白山神社


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紫陽花に囲まれた 手水



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紫陽花の隙間から覗くと


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 手水鉢には紫陽花が沈んで・・・

いえいえ 水中花でした

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コレは初めて見る種類ですね


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コレもはじめてみます



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白山神社裏手の白山公園から


何故か紫陽花には寺社が似合う?

紫陽花の名所には 寺社が多いような気がします

鎌倉・明月院 の印象が強いからかな

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天暦年間(947~957)に加賀一宮白山神社から 現在の本郷1丁目の地に勧請。
後に現在の小石川植物園内に移り、1655年、綱吉が将軍職につく前、屋敷造営
のため現在の地に移り、栄えました。

文京区白山5-31-26 


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くず ( 秋の七草

別名:裏見草・夏葛・葛藤根・久須架豆良   
英名:


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・学名:Pueraria lobata
・マメ科  蔓性多年草   ・花期: 7~8月  ・原産:日本、中国


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花言葉  治癒
誕生花  
由 来 くずかずら→くずになった。かずらは蔓性の意。
吉野郡国栖(くず)村で、根から採った葛粉を地名にあやかって「吉野葛」の名で売り出して有名になった。
葉の裏は白いので「裏見葛」。転じて「恨み草」

大きな葉は3枚複葉 裏が白い。夜はたたんで眠る。
初夏の頃玉状の新葉を伸ばす。
夏の終わりごろ 葉の間から赤紫色の10cmほどの花柄を出し蝶形の花をつける。
葉に隠れるように咲く花を「裏見の花」怨みに通じるといわれる。
ほんのり甘い香がする。
人里に近くに茂る。
生育旺盛で谷や崖を覆い尽くす。一年で1400m伸びた記録があるという。
黄河流域の緑化に葛が植えられているという。アメリカではカバープランツとして利用されている。

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根は食用となり、葛湯、葛餅、葛まんじゅう。
【薬用】根を干した「葛根湯」は解熱剤。
若菜や花は飢饉の際の救荒食糧であった。

古代には葛の皮の繊維を織って衣料にした。
蔓は縄やカゴの材料にした。

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・万葉集には18首。花を詠んだのは秋の七草にある1首のみ。
 ハギの花 尾花葛花ナデシコの花 女郎花また藤袴朝貌の花  


 をみなえし生うる沢辺の真田葛(まくず)原 何時かも繰りて我が衣に着む
    読み人知らず 巻7 1346
 真は美しさを強調。茎の繊維から布を下り衣服にしていた。 

 我がやどの葛葉日に異(け)に色づきぬ 来まさぬ君は何心そも
   巻10 2295

・秋風のふきうらがえす くずの葉の うらみても猶うらめしき哉


・葛の風に吹きかへされ裏のいと白く身揺るぞをかし   枕草子

葛の花踏みしだかれて色あたらし。この山道を行きし人あり   折口信夫
葛の花ここにも咲て人里のものの恋しき心おこらず        斉藤茂吉


・恋しくば、尋ね来て見よ和泉なる、信太の森のうらみ葛の葉・・・浄瑠璃「葛の葉」
・日本書紀 神武天皇が葛の繊維で土蜘蛛を退治した話がある。

葛の花ここにも咲て人里のものの恋しき心おこらず  斎藤茂吉


季 語
 【春】葛若葉 【夏】玉巻く葛、葛切、葛餅など 【秋】葛、葛の葉、葛根掘る 【冬】葛湯、枯れる葛

      天狗風残らず葛の裏葉哉   蕪村
      葛の葉の吹きしずまりて葛の花  正岡子規
      


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はす(蓮)
別名 ハチス

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スイレン科 ハス属 多年草  花期:8~9月  原産地:南アジア


花言葉  純真、素直、遠ざかった恋
誕生花  
由来    古名「はちす」の略。実の入った花托が、蜂の巣に似ているのを表した。
季語   【春】蓮植う 【夏】蓮の浮葉、浮葉、蓮葉、蓮、蓮華、蓮見舟、君子花
      【秋】蓮の飯、蓮の実、蓮の実飛ぶ、 破蓮(やれはす) 
      【冬】蓮枯るる、枯れはちす、蓮の骨、蓮根掘

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葉は水面に抜き出て、円く楯形で直径60センチにも達し、
長い柄がある。
夏、白色または紅色などの花を開く。花弁は一般的には16枚。
長い根茎は先端にゆくほど肥大して、ひげ根を出す。
地下茎はレンコン。
めしべは花床に埋まっていて、ここに実ができる。
実が落ちた後は蜂巣状の床だけが残る。

蓮は第3紀層、第4紀洪積層から発見された化石によって、何千年も前から生育していたことがわかっている。
大賀ハス
 昭和26年3月、千葉検見川の遺跡より発見された蓮の実は、蓮の権威者大賀一郎博士に依り、約2000年前のものと鑑定。
その年の5月発芽し、翌年7月18日見事に開花した。薄紅色の一重咲き。各地に植栽されている。

 東京国立博物館の庭園の池に咲く姿を、博物館の窓越しに見たことがあります。

古く大陸から渡来した。仏教とのかかわりが強く 寺院の池、または池沼、水田などに栽培。
泥の中から咲くこの大輪の花は、多くの仏典に蓮華という名で登場し、仏像の台座に彫られている。
仏教では聖なる花。古代エジプトでは復活の象徴。
お盆にはハスの葉に季節の野菜を並べてお供えします。



荷風(かふう) はすの香りを乗せた夏の風
蓮の露(はちすのつゆ) 葉の上の露が清浄なように、一切の欲情に汚されないことのたとえ。
良寛の歌集に「蓮の露」がある。


ハスッパ  
 語源は”蓮葉者”で、蓮の葉が水を弾くようすから、態度や行いが定まらない者という意味で使われる。


 


上野不忍池は江戸時代から蓮の名所であった。
まだ薄暗い水面で花弁がはじけるように咲くのを見にいく風流人。
蓮見舟を仕立てて「蓮葉の宴」に興じる人もいた。
 


四季を通じて季題がある、生活に即している。
  蓮植うる田上は葛西囃子の夜   遠山壺中
  蓮の香や水をはなるる茎二寸    蕪村
  ほのぼのと舟押し出すや蓮の中  夏目漱石
  わけ入るや浮葉乗り越す蓮見舟  几董
  蓮の実のこぼれつくして何もなし  正岡子規

勝間田の 池はわれ知る 蓮なし しかいふ君が 鬚無きがごと 万葉集 巻16 婦人

蓮は「ぱっ」と音を立てて咲くという話を聞いたことがありましたが実験の結果、音は確認できなかったようです。
ポピーは蕾が割れ花がひらくとき「シュワシュワ」音をたてるそうです。

伝説 1   奈良の当麻寺のほの暗いお堂にこもり、中将姫は「お母様が行かれた極楽をみせてください」と祈りつづけておりました。
すると夢枕に「馬1000頭分のハスの茎を用意しなさい」というお告げがあったのです。
やがて荷を積んだ馬が参道に列をなし、お堂は薄緑色のハスの茎が山と積まれました。
 翌晩のこと、清らかな天女と尼が現れ、尼はハスの茎から五色の糸を引き出し天女が布を織りはじめました。
 明け方、朝日が照らし出したものは、床一面に広がった曼荼羅とハスの花咲く極楽図です。「あそこにお母様が」見とれる姫に「私は観世音菩薩、こちらは阿弥陀如来さまです」と尼が告げた。一面に咲いたハスの花から香が立ち上り姫はひれ伏した。 
この曼荼羅は今も当麻寺本尊として残っている。

 
伝説 2  夏の夜、天女は月から身を乗り出して、下界の川面を水鏡にして化粧に余念がありません。
その姿を水をすかして見た水神が思わずため息をつくと、かすかなさざ波がおき,
月まで届いたのです。
天女がほほを赤らめたとたん、黒髪から簪(かんざし)が川に落ちてしまいました。
水神がその簪を胸に水底から浮き上がると、月明かりで真昼のような水面は一面のハスの花盛り。
手にした簪もひとひらのハスの花びらに変わってしまいました。
 月に住む天女と、深い水の底に住む水神のかなわぬ恋でございました。

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2003年の不忍池は、冷夏の影響でハスの葉ばかりで花が咲いていませんでした。


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ゆずりは(譲葉・楪)


ゆずりは


学名Daphniphyllum macropodum
ユズリハ科 常緑高木 高さ:6mほど

若い枝と葉柄は紅色を帯びる。
葉は長楕円形で厚い。
雌雄異株。
4月~5月頃、黄緑色の小花を総状につける。
楕円形の核果は11月頃熟して暗緑色となる。
初夏に新葉が開いても古い葉がその下に残る。
 

花言葉  
誕生花  
由来    古い葉が新しい葉の成長を待ってかた散るから。後を譲る意味。
       弧を描く葉を弓の弦にたとえた弓弦葉という説。


『和漢三才図会』には譲葉木。『重修本草網目啓蒙』には、交譲木。
樹皮を煎じた汁は除虫効果があるとされる。

谷川俊太郎の詩「ゆずりは」は、新しい命のために古い命が自らの命が自らの命を譲っていく内容。

民族学的にも、新葉と旧葉の交代を、この成長に伴う世代交代にたとえてめでたい木として、葉を正月に飾ったりする。この葉は穀霊のさいせいとその継承の象徴」として、収穫祭には上座に飾り、病気になればこの葉に病を託すおまじないを行った。

【万葉集】
古の恋ふる鳥かもゆづるはの 御井(みい)の上より鳴き渡り行く 
弓削皇子(ゆげのみこ)  巻2 0111

【枕草子】
ゆずりはの いみじう ふさやかにつやめき (略)よはひを延ぶる歯固めの具にももてるかいためるは。

ゆづり葉に西日さすときゆづり葉のかげに巡礼鉦うちにけり
北原白秋

季語    新年



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ゆずりは


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ゆずりは



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カラタチバナ(唐橘)
別名 百両(ひゃくりょう)


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ヤブコウジ科 常緑小低木 花:6月ごろ 関東以南に分布

夏、葉の付け根に白色の小花を数個開く。
果実は球形。不結赤く熟す。黄、白に熟す種もある。
庭木として植えられる。

花言葉
  鋭敏、財産
誕生花  
由来  千両より実が少ないから。
   
季語    冬



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シャリンバイ(車輪梅)
別名 ()


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バラ科 常緑低木  花:5~6月 実:10月



葉は互生。枝先に集まってつく。厚くて固い。 
花は白く5弁。
秋に黒紫色の丸い実を結ぶ。 鳥に好まれる。
耐潮性、耐煙性があり道路の分離帯に植えられる。
樹皮や材は染料に用いられる。 

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花言葉  
誕生花  
由来    葉や枝が車輪のように集まっているところから。

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季語    

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ホオノキ(朴の木)

別名:厚朴の花 朴散華



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モクレン科 落葉高木  花期:5月ごろ 北海道から九州に掛けて分布

黄白色の花は15cmと大輪。花びらは6~9枚芳香がある
枝先に上向きに開くため、下からは見えにくい。
葉も花も日本の樹木の中では最も大きい


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花言葉  
誕生花  
由来    食物を包んだ「包の木」から変化した。炊く葉からホオガシワ。




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季語    夏
      朴散華即ちしれぬ行方かな  川端茅舎

飛騨高山で 朴葉味噌 という料理を食べたことあります。
朴葉の上で お味噌とネギを焼きました。

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季語の花

歳時記は日本人の感覚のインデックスである
(寺田虎彦)

特に花が好きではなくても、知っている花ってあります。
花の名を聞いただけで 思い出すことがあります。
季節感だけでなく、日本人の美意識を磨いてきた。


 春  

四季の最初草木の芽が「張る」、田畑を「墾(は)る」意。気候の「晴る」意からとも。
陰暦では立春から立夏まで。気象学的には太陽暦の3月・4月・5月、
天文学的には春分から夏至。
個人的には花粉症のつらい時期です。




薊(あざみ)
アネモネ
杏(あんず)の花
一輪草(いちりんそう)
いぬふぐり
梅(うめ)
おきなぐさ(翁草) 
苧環(おだまき)
 
片栗(かたくり)
黄水仙(きずいせん)
金盞花(きんせんか)
金鳳花(きんぽうげ)
桑(くわ)
紫雲英(げんげ)
小手鞠(こでまり)
辛夷(こぶし)
 
桜(さくら)
山茱萸(さんしゅゆ)の花
山椒(さんしょう)の花
樒(しきみ)の花
シクラメン
春蘭(しゅんらん)
沈丁花(じんちょうげ)
酸葉(すいば)
すかんぽ
杉菜(すぎな)
鈴懸(すずかけ)の花
州浜草(すはまそう)
菫(すみれ)
節分草(せつぶんそう) 
薇(ぜんまい)
 
大根の花
蒲公英(たんぽぽ)
チューリップ
土筆(つくし)
黄楊(つげ)の花
躑躅(つつじ)
椿(つばき)
茅花(つばな)
満天星躑躅(どうだんつつじ)
土佐みづき
 
猫柳(ねこやなぎ)
梨(なし)の花
薺(なずな)の花
菜(な)の花
二輪草(にりんそう)
 
繁縷(はこべ)
花海棠(はなかいどう)
花蘇芳(はなずおう)
母子草(ははこぐさ)
彼岸桜(ひがんざくら)
一人静(ひとりしずか)
雛菊(ひなぎく)
ヒヤシンス(風信子・夜香欄・錦百合) 
蕗の薹(ふきのとう)
藤(ふじ)
二人静(ふたりしずか)
木瓜(ぼけ)の花
 
三角草(みすみそう)
三椏(みつまた)の花
木蓮(もくれん)
桃(もも)の花
 
八重桜(やえざくら))
柳(やなぎ)
山桜(やまざくら)
山吹(やまぶき)
雪柳(ゆきやなぎ)
雪割草(ゆきわりそう)
嫁菜(よめな)
蓬(よもぎ)
 
ライラック
連翹(れんぎょう)
蕨(わらび)


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