花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

2014年08月

台風の傷1
台風の傷1 posted by (C)小夜

二百十日(にひゃくとうか)

立春から数えて210日め、2014年は9月1日 雑節

  徳川幕府の暦を編纂していた保井晴海が漁師に教えられ、使い始めたとされているそうです。
 稲の開花期にも当たることから農家では「厄日」として恐れ、風祭りを行ったりする。
 気象的には、年により変動が大きい。
 


風の盆
  富山県八尾町の「風の盆」は二百十日の風の神を静め豊作を祈る行事です。
 町中の男女が「越中おわら節」を三味線、胡弓、笛太鼓を伴奏に歌い、踊り明かす。
 哀調を帯びた囃子にのってゆったりと流す踊りは、しみじみとした情緒がある。
 小説・映画「風の盆恋歌」で全国的に知られました。

 
雑節:二十四節気以外の節 
四季の土用、節分、春秋の彼岸 八十八夜、入梅、半夏生 二百十日
社日と二百二十日を加えることがある 


季語    二百十日 二百二十日 厄日 風の盆 【秋】

       枝少し鳴らして二百十日かな  尾崎紅葉 
       日ぐれ待つ青き山河よ風の盆  大野林火
 

□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

まつばぎく(松葉菊)
別名 サボテンギク

CIMG9689


ツルナ科 多年草 花期:4~10月 原産:南アフリカ


花言葉  怠け者、忍耐
誕生花  
由来    葉が松葉のように細いから。

葉は多肉質で細い。地をはうようにのび広がる。
花は経約5cm。赤、ピンク、黄色など。光沢がある。
日が照ると開き、夜や雨天、曇天に閉じる。

季語    


 
松葉牡丹 松葉うんらん

□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

カンナ(檀特)
別名 はなかんな  英名:カンナ・インディアンショット

カンナ1

カンナ科 多年草 花期:7~10月 原産:南アメリカ
 

花言葉  (赤)堅実な末路、堅実な最後  (黄)永遠、永続き
誕生花  
由来    アシのケルト語が語源説。
       インド檀特山の花の意。

葉は肉厚で長さ約40cm。 
太い茎はアシのような管状。 
茎先に花経約10cmの花が数個まとまってつく。花色は赤・黄 
暑さと湿気に強い

江戸時代にオランダ船によりもたらされた。インド原産のカンナで葉を鑑賞した。
明治末園芸用のハナカンナが普及した。


夏に旅行に行くと、地方の駅のホームで植えられているのをよく見ます。

CIMG2953


季語    秋


コロンブスがアメリカ大陸を発見したとき、最初にヨーロッパに持ち帰った植物が、カンナ、タバコ、マリーゴールド、ヒマワリだという。

【伝説】 
 ビルマ(ミャンマー)の伝説ではブッダの高名なことと、上手な説教で人々に大変気に入られて評判が良いことを嫉妬した悪魔デワダッドが、仏陀を亡き者にしようと、大きな石を落とした。しかし、仏陀には当たらず、足元で何千という破片になって飛び散った。その一つが仏陀の足を傷つけ、血が流れた。そこから真っ赤なカンナが生えた。
 

□■□■□■□■□□■□■□■□■□



✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

ゆうがお(夕顔)
別名 かんぴょう(干瓢)

RIMG6964



ウリ科 つる性一年草  花期:7月ころ 結実期:8月ころ 原産:インド


花言葉  儚い恋
誕生花  
由来    朝顔に似ている花が、夕方開く習性と、寂しそうに咲く花の姿から。

夕刻にアサガオに似た大きな白い花を開き、翌朝までにしぼむ。
果実も大型。ナガユウガオ。マルユウガオ。中には長さ1m、重さ30㎏になる実をつける。
薄い緑色で模様はない。薄く長くむいて干瓢(かんぴょう)にする。食物繊維、カルシウムを含む。
中身をくり抜き乾燥させ、瓢箪のように工芸品を作る材となる。 
 
源氏物語では”夕顔の君”という薄幸の女性が登場する。
夏の宵、白く浮かぶ花は風情がある。

干瓢は栃木県の名産品


季語 夕顔、夕顔の花  【夏】 夕顔の実 【秋】 

【伝説】
 ある寺の和尚がとなりから大きなゆうがおの実を1個失敬してきた。
女のお面をかぶせ着物を着せ、夜ごとこっそり躍らせたりして楽しんでいた。
和尚の留守に小僧が押入れを開けると女の人がにっこり笑ったので仰天し、ほうきでひっぱたいた。よく見ればユウガオだが、下のほうに穴が一つ。小僧はその穴に栗のイガを押し込んでおいた。何も知らぬ和尚、いつものようにゆうがおと寝床にもぐった。いががあったからたまらない。ゆでだこのようにおこり、棒を手に飛び出した。小僧は逃げ、隣のユウガオ棚の陰にかくれた。「小僧、おまえがそこにいるのはわかっているが、舅殿の手前もあるから叩かない。さあ、いっしょに帰れ」(日本)


似ている花 朝顔 昼顔 夜顔 かぼちゃ 蔓茘枝(つるれいし)  
似ている実 瓢箪 瓜

           
□■□■□■□■□□■□■□■□■□

yuugao01


yuugao04

P7201493

 
P7201494

おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

ひょうたん(瓢箪)
別名 ひさご(瓢)、ふくべ


P8241657





ウリ科 つる性一年草 花期:夏 結実期:秋  原産:アフリカ


花言葉  夢、ふくらみ、手におえないほどの重さ
誕生花  
由来    歴史的仮名遣ヘウタンから。水を引き上げる引下籠(ひさご)から説。

夏に白い五弁花を咲かせる
実は胴がくびれた、独特の形

夕顔の変種。古くから世界中で栽培されてきた。
果肉は食用には適さない。
成熟した実の中身を取り除き中空とし、乾燥させ水、酒などの容器にした。
時代劇で瓢箪を水筒のようにしている場面を見たことがあります。

縄文時代の遺跡から種子や果実の破片が出土した。
日本書紀には、堤が決壊するので、”瓢(ひさご)”を河神のたたりを沈める呪具として登場する。
豊臣秀吉の馬印は千成瓢箪


季語    秋
          もの一つ我が世はかろきひさごかな  芭蕉
          
          ふくべ棚ふくべ下がりて事もなし     虚子 

ひょっこりひょうたん島 井上ひさし原作のNHK人形劇 (1960年代) 瓢箪の形をした浮遊島での冒険物語。
 
【伝説】
 むかし、情け深い婆がいた。足が折れた子スズメを助け、母スズメからお礼に貰った種をまいたら、小さなヒョウタンがたくさんなった。おいしいので近所にも分けて食べた。硬くなった実の中からは真っ白な米がザクザク出てきた。
 隣のいじわる婆はうらやましくてたまらない。石をぶつけて小雀を捕まえ、足をへし折り手当てして、種を手に入れた。蒔くと大きなヒョウタンが数個なったが、どれも苦くて食べられない。
硬くなった実の中からは、ムカデにクモ、ハチがゾヨゾヨ出てきた。狂った婆は、毒虫に刺されて死んでいった。(今昔物語) 

似ている花 夕顔 蔓茘枝  
似ている実 蔓茘枝(つるれいし)*ゴーヤのことです、 糸瓜 瓢箪 
□■□■□■□■□□■□■□■□■□

hyoutan01

hyoutan02



P7201540


P7201541



✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

つるれいし(蔓茘枝)
別名 にがうり(苦瓜)、ゴーヤー、ゴーヤ 英名: bitter melon

P7201500


ウリ科 つる性一年草 花期・実期:夏   原産:インド

蔓は4~5mになる。葉は密に生え、グリーンカーテンとして日除けに用いられる。
花は黄色。雄花と雌花がある。
果実は表面が小さいコブ状の突起に覆われている。未熟な緑色の実は、食用になる。
熟すと黄色くなり、裂けて赤い種が見える。生薬として用いられる。


P7201507



花言葉  
誕生花  
由来    果実の外観と熟すと種の皮が甘くなるところが茘枝(ライチ)に似ているからだという。
       ゴーヤーは中国の発音からだそうです。

江戸時代に中国から渡来した。

沖縄料理のゴーヤチャンプルーはよく知られている。
熟した果実は乾燥させせ、煎じると、解毒、解熱の生薬となるそうです。

P8241655


季語    秋
          苦瓜の影より香る豆腐かな  小夜
             豆腐屋さんの店先にゴーヤのカーテンが作られていました。



 RIMG6590

雌花の蕾 

160130205_624

花の付けのの膨らみがあるのが雌花
ないのが雄花、雄花が圧倒的に多いです。


P7201542


RIMG6818

1308-1


RIMG6834


RIMG0056


□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

はごろもぎく(羽衣菊)

別名:アークトチス

hagoromogiku


キク科  アルクトディス属  花期:5~7月 原産:中国

日が当たると開花を初め、日が沈むとしぼむ。
 


花言葉  ー
誕生花  ー
由来    天女がつむいだ羽衣を身にまとっている姿を連想させるところから。
季語    夏菊 【夏】

  ご先祖の驚く数の夏菊を  小夜 




□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

あざみ(薊)
別名 まゆはき 野あざみ 英名:プラムド-システル

アザミ


キク科 アザミ属 多年草 花期:5~8月 原産:日本


花言葉  独立、人間嫌い、傷つく恋、権威、一匹狼、復讐、批評家
誕生花  
由来    トゲの多いことを「アザム」といい、そこから転じた説。
       ギザギザのことを「ガガミ」という方言から転じた説。

葉には鋭い刺。
筒状花の集まった頭花の色は、紫、紅、ピンク、白
頭花の根元の総苞が膨らんでいる。
花のあと種を生じ絮(わた)となってとぶ。
種類も多く、北半球に広く分布

【薬草】
根を干した「薊(けい)」:利尿、神経痛、健胃、止血
葉はたむし、湿疹、かぶれに薬効がある。

CIMG9953


季語   春: 野薊、花薊、山薊、鬼薊 


【伝説】
・ヨーロッパでは、聖母マリアがキリストの手足に打たれた釘を埋めた場所から生えたとされる。
・スコットランドのアザミの国章は、昔、闇の中を忍び寄った敵が、アザミを踏んで悲鳴をあげたので、敵にきづくことができ、事なきを得た故事にちなんでいる。
・北欧では雷神の花とされ、身に付けていれば雷除けになるといわれた
・19世紀のオーストリアでは、悪魔の草といい、畑のアザミを抜かずにいると重い罰を受けたそうです。

【伝説】
裕福そうな身なりの商人がアザミが茂る荒れ野の道を歩いていた。

一人の農夫が、人影がないのを見すまして打ち倒してしまった。
商人は「アザミがお前を告発するぞ」といって息絶えた。
 農夫は盗んだ金を取られはしないかと恐れ、また使ってばれることを恐れ、アザミをみるとおびえた。
村人に問い詰められてついに商人殺しを白状し、縛り首になった。
商人の倒れていたあたりに人の形のアザミが生えるようになった。
(ドイツ)

 

□■□■□■□■□□■□■□■□■□

スライドショー


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

もみじあおい
別名:紅蜀葵(こうしょくき)

P7201512


アオイ科 多年草 花期:7~8月 原産:北米

葉は掌状に5~5深裂
7月頃緋色の大きな花を開く 


花言葉  
誕生花  
由来    
季語    【夏】

 昼飯はパアッとお鮨に 紅蜀葵  小夜

□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

アカンサス(Acanthus)
別名 はあざみ(葉薊)  英名:ベアーズ ブリーチ

アカンサス


キツネノマゴ科 多年草 草丈;50~80cm 花期:5~8月 原産:南ヨーロッパ、地中海沿岸、熱帯アフリカ


花言葉  巧みな技巧 芸術絵の愛 離れない結び目
誕生花  12月23日
由来   アカンサスはギリシャ語の「刺」からきている。
      和名は葉がアザミに似ているから。
akansasu-f

葉は根元から伸び、切れ込みが深くアザミに似ている。
花は唇形。色は白から淡紫。

初期のキリスト教美術では、天国のシンボルとなっていました。
ギリシャ建築のコリント様式は柱頭にアカンサスの葉が彫られている。
パリオ・オペラ座、小樽市庁舎
東京藝術大学の校はアカンサスがデザインされている。

akansasu-ha

季語   -


【伝説】
 アカントスはアポロンの求愛を断固として抵抗したニンフ。しつこくおいまわされることに腹を立て、振り返りざまにアポロンの顔を思いっきり引っ掻いた。しらけたアポロンは「お前にふさわしい花になれ」と刺だらけのアカンサスに変えてしまった。
(ギリシャ神話)

【伝説】コリント様式
 代ギリシャの都市コリントの町で一人の少女が死んだ。乳母が形見の品々を篭に入れ、上にタイルのせて墓に近くに置いた。すると篭の下からアカンサスが伸びだし、タイルに邪魔された若葉は優雅に曲がり篭を包んでいた。彫刻家のカリマコス(カリマスク)がその形に惚れ込んで、自分の作品にデザインした。コリント式の柱の特徴である華やかな彫刻はこのときからに始まった。
(カリマスクの娘という話もある。)

似ている葉 薊(アザミ)


□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

このページのトップヘ