2018年10月
『日本書記』の中のフジバカマ
フジバカマと日本書紀
『日本書紀』巻第13 允恭(いんぎょう)天皇の条
一人で苑で遊んでいると、闘鶏国造がそばを通りかかり、馬に乗ったまま垣根越しに嘲っていうに「汝は良く園をつくるか」と。また、「そこの蘭を一茎呉れ」といった。
そこで皇后は一本の蘭をとり、男にやり「何のために蘭を求めるのか」と尋ねられた。「山に行くときにヌカガを追い払うのだ」と答えた。大中姫は、馬に乗った男の言葉の無礼なのを不快に思われた。
古墳時代、すでに苑に植えられていたことがわかる説話です。
藤袴の古名は、「欄(アララギ)」と訓ませている。
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365日の誕生花・花言葉と花占い(1339)
おまじない-糸を結ぶ
おまじない
糸を結ぶ
縁を結ぶ、エネルギーを蓄える、魂の抜け出るのを防ぐ おまじない
熊野那智大社の「えん結びの糸」
【由来】
赤い糸や紅白の糸を体の一部に結びつける、または持っている糸同士を結ぶ。
一時流行ったミサンガのようですね。
糸をぎゅっと固く結ぶときに込める行動のエネルギーが、縁を結ぶのを助けてくれるといわれています。
赤い糸や紅白の糸を体の一部に結びつける、または持っている糸同士を結ぶ。
一時流行ったミサンガのようですね。
糸をぎゅっと固く結ぶときに込める行動のエネルギーが、縁を結ぶのを助けてくれるといわれています。
針箱にしばらく使っていない赤い糸があります。
セットで買ったものの、赤い糸の出番はなかったんです。
結んでみようかしら、なんて言っていたら ふと思い出しました。
いいものがある と
ジャーン 赤い糸結びの シールです。
お財布の中に貼りました。
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ありがとうございます
ススキと日本書紀
すすきと古事記 カヤの名を持つ神さま
霜降 二十四節気 第18(再)
二十四節気 霜降(そうこう)
太陽黄経210° 10月23日ころ
「露結んで霜となるなり。ゆえに霜降という」
日増しに気温は下がり、紅葉は里へ降りる。
木々も葉を落とし、秋の物寂しさが漂います。
ところによっては霜が降り始め、初雪の便りが届き、冬が近づいていることを感じるようになります。
湯島菊まつり
新宿御苑菊花壇展
すがも中山道菊まつり
亀戸天神社菊まつり
浅草菊花展
高幡不動菊まつり
ザクロの実
けやき
秋の澄んだ空気は、風にそよぐ葉音、紅葉や木の実の鮮やかさなど、見るものを聞くものをはっきり感じさせます。
季語 【秋】
霜降の 陶ものつくる 翁かな /飯田蛇笏
□■□■□■□■□□■□■□■□■□霜降の 陶ものつくる 翁かな /飯田蛇笏
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ありがとうございます
すすき(薄・芒) 追記
すすき(芒・薄)
別名 カヤ、尾花、乱れ草、振袖草、露見草、旗薄など
学名:Miscanthus sinensis 秋の七草
イネ科 多年草 花期:8~9月 原産:アジア東部
2017.10.30 日差しにキラキラ光っています。
花言葉 勢力
誕生花
由来 すくすく育つ木等の説。
尾花 ススキの花穂が獣の尾に似ているところかついた名。
振袖草 風に揺れるススキは、振袖の乙女が招いているよう?
すすきの葉は幅広く長大。縁は硬くざらついている。
日当たりの良い山野、丘陵、鉄道沿線など。
長い茎を(カヤともいう)刈り取って屋根をふいたり、ぞうり、すだれ、ほうきに用いた。
家畜の敷き草、飼料、燃料、花材、綿の代用など。人の生活に役に立ってきた。
野原や山の日当たりのよいところに群落を作り、穂波が銀色に輝いて美しい。
春は里から、秋は山からやってくる。
風になびく様子は頭をなでられているようです。
ススキの穂を見ると、秋の来たことを実感します
お月見にはススキを月神への依代として一本立てるのが正式。
この穂で作ったミミズクは東京雑司ヶ谷の鬼子母神のお土産として有名。
上代(奈良以前)は、ススキやアシなどを束ねて サヤサヤと鳴らして楽器のように使った。
2017.10.30 強風に翻る
万葉集には17首。古名:須々伎、尾花。
人皆は萩を秋という吾は 尾花が末し秋とは言わむ
読み人知らず 第10巻2110
道の辺の尾花がしたの思い草 今さらに なぞ物か念はむ
巻10 2270
はだすすき尾花逆葺き黒木もち 造れる室(むろ)は万代(よろづよ)までに
太上天皇 巻8 1637
初尾花花に見むとし天の川隔(へな)りけらし年の緒長く
巻20 4308
(初尾花=新妻・許嫁)花を見たいのに 天の川が隔てているらしい、長い間
・秋の野おしなべたるおかしさは薄にこそあれ 枕草子
季語 秋
幽霊の正体みたり枯れ尾花
山は暮れて 野は黄昏の薄かな 蕪村
折りとりてはらりとおもきすすきかな 飯田蛇笏
枯れ枯れて光を放つ尾花かな 几 董
【伝説】
光と影、善と悪、神と悪魔、天の神に反逆するものとして地上に送られた天の探女(さぐめ)は邪心をもつ女神で、俗にアマンジャクとも呼ばれる。探女は瓜子姫の幸運をうらやんで取って代わろうとし、もうすこしのところで露顕した。その後、人々は探女を大和の国宇陀(うだ)の野末に引きずっていき、手足をばらばらに引き裂いて捨てた。探女は塵になって飛び散り、世の中は静かになったが、このとき流れた血で一面に茂ったススキの根元は今でも色あせることがない。 (日本)
高野山 「刈萱童」の伝説。
出家した茅葺道心を石堂丸は母と訪ねるが、女人禁制のため一人で登る。出会った僧と父子の名乗りが出来ぬまま、共に茅葺童で仏教修行に明け暮れた。
山手線の電窓からみえたススキの群生は東京に秋を知らせる風景でした
今はお洒落な街になりました。 また、ある日、JR山手線のある駅の改札近くで、ススキが大きなバケツに入れられていまいた。『自由にお持ちください』と張り紙がされていたので喜んでもらってかえりました。
その駅はホームが増設され、ススキの生える場所はなくなりました。
イネ科 多年草 花期:8~9月 原産:アジア東部
2017.10.30 日差しにキラキラ光っています。
花言葉 勢力
誕生花
由来 すくすく育つ木等の説。
尾花 ススキの花穂が獣の尾に似ているところかついた名。
振袖草 風に揺れるススキは、振袖の乙女が招いているよう?
すすきの葉は幅広く長大。縁は硬くざらついている。
日当たりの良い山野、丘陵、鉄道沿線など。
長い茎を(カヤともいう)刈り取って屋根をふいたり、ぞうり、すだれ、ほうきに用いた。
家畜の敷き草、飼料、燃料、花材、綿の代用など。人の生活に役に立ってきた。
野原や山の日当たりのよいところに群落を作り、穂波が銀色に輝いて美しい。
春は里から、秋は山からやってくる。
風になびく様子は頭をなでられているようです。
ススキの穂を見ると、秋の来たことを実感します
お月見にはススキを月神への依代として一本立てるのが正式。
この穂で作ったミミズクは東京雑司ヶ谷の鬼子母神のお土産として有名。
上代(奈良以前)は、ススキやアシなどを束ねて サヤサヤと鳴らして楽器のように使った。
2017.10.30 強風に翻る
万葉集には17首。古名:須々伎、尾花。
人皆は萩を秋という吾は 尾花が末し秋とは言わむ
読み人知らず 第10巻2110
道の辺の尾花がしたの思い草 今さらに なぞ物か念はむ
巻10 2270
はだすすき尾花逆葺き黒木もち 造れる室(むろ)は万代(よろづよ)までに
太上天皇 巻8 1637
初尾花花に見むとし天の川隔(へな)りけらし年の緒長く
巻20 4308
(初尾花=新妻・許嫁)花を見たいのに 天の川が隔てているらしい、長い間
・秋の野おしなべたるおかしさは薄にこそあれ 枕草子
季語 秋
幽霊の正体みたり枯れ尾花
山は暮れて 野は黄昏の薄かな 蕪村
折りとりてはらりとおもきすすきかな 飯田蛇笏
枯れ枯れて光を放つ尾花かな 几 董
【伝説】
光と影、善と悪、神と悪魔、天の神に反逆するものとして地上に送られた天の探女(さぐめ)は邪心をもつ女神で、俗にアマンジャクとも呼ばれる。探女は瓜子姫の幸運をうらやんで取って代わろうとし、もうすこしのところで露顕した。その後、人々は探女を大和の国宇陀(うだ)の野末に引きずっていき、手足をばらばらに引き裂いて捨てた。探女は塵になって飛び散り、世の中は静かになったが、このとき流れた血で一面に茂ったススキの根元は今でも色あせることがない。 (日本)
高野山 「刈萱童」の伝説。
出家した茅葺道心を石堂丸は母と訪ねるが、女人禁制のため一人で登る。出会った僧と父子の名乗りが出来ぬまま、共に茅葺童で仏教修行に明け暮れた。
山手線の電窓からみえたススキの群生は東京に秋を知らせる風景でした
今はお洒落な街になりました。 また、ある日、JR山手線のある駅の改札近くで、ススキが大きなバケツに入れられていまいた。『自由にお持ちください』と張り紙がされていたので喜んでもらってかえりました。
その駅はホームが増設され、ススキの生える場所はなくなりました。
シマススキ タカノハススキ イトススキ ハチジョウススキ
似ている: おぎ(荻)
ススキに寄生する花 ナンバンキセル
似ている: おぎ(荻)
ススキに寄生する花 ナンバンキセル
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スライドショー
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ありがとうございます
寒露 二十四節気
二十四節気 寒露(かんろ)
太陽黄経195° 10月8日ころ
露が寒さで霜に変わる頃の意。
「この月冷感次第につのり、露むすんで霜とならんとするゆえ、寒露と名づく。」
秋の長雨が終わり、山の上では紅葉が美しくなり、朝晩は寒さを感じるようになります。
菊も咲き、冬鳥が渡ってくる季節です。
五穀の収穫で忙しい時期。
日本橋べったら市 10月19,20日
鞍馬の火祭 10月22日
京都時代祭 10月22日
太秦牛祭 10月12日
浅草寺菊供養 10月18日
えびす講 10月20日
秋の澄んだ空気は、風にそよぐ葉音、紅葉や木の実の鮮やかさなど、見るものを聞くものをはっきり感じさせます。
寒露の頃の花
茶の花
秋明菊
柘榴の実
ハゼの葉色づく
季語 【秋】
水底を水の流るる寒露かな 草間時彦
□■□■□■□■□□■□■□■□■□水底を水の流るる寒露かな 草間時彦
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ありがとうございます