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いろはかえで(楓)
別名 イロハモミジ

学名Acer palmatum アケル パルマツム
カエデ科 落葉樹 高さ:10~15m 花:4~5月 原産:日本、中国、朝鮮半島

花言葉  思慮深い
誕生花   
由来    葉の切れ目が「いろはにほへと」と数えたことに由来。
       学名のAcer はラテン語の「するどい」の意。  palmatum は「手のひら状の」の意。
       モミジは色を揉み出すように色づくことから「もみず木」が語源といわれています。
       カエデは蛙の手の意味です。

葉は対生。5~7に切れこみ、縁にギザギザがある。
花は鳩ほど同時に開く。紅色のガクに緑色で花序にいくつもつけ、垂れ下がる。
花弁(はなびら)は5枚。
果実は2枚の翼を持つ。楓の仲間はどれも、薄い翼を広げた実を2個ずつペアでつ作ります。
実は熟して乾くと一個ずつ、くるくる周りながら風で飛びます。

紅葉が始まるのは最低気温が6~7度になる頃だそうです。

カエデとは葉の形が蛙の前足(手)のようだからともいわれています。
中国ではカエデのことは「槭(せき)」といい、「楓」とは異種だそうです。  

                     
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【万葉集】2首
吾が屋戸に黄変(もみ)づかへるで見るごとに 妹をかけつつ恋ひ(い)ぬる日は無し
  大伴田村大嬢(おおとものたむらおおいらつめ)第8巻1623

月ばかりのわかかへで、すべて万の花 ・紅葉にもまさりてめでたきものなり」
  吉田兼好『徒然草』

やまびこの相とよむまで妻恋に鹿鳴く山辺にひとりのみして 大伴家持
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき     蝉丸太夫


花札の紅葉には鹿。鹿の求愛の季節は秋。

季語    【春】楓の芽 楓の花 【夏】楓若葉 青楓 【秋】楓 【冬】冬紅葉


 トウカエデ タムケヤマ

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