ひょうたん(瓢箪)
別名 ひさご(瓢)、ふくべ


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ウリ科 つる性一年草 花期:夏 結実期:秋  原産:アフリカ


花言葉  夢、ふくらみ、手におえないほどの重さ
誕生花  
由来    歴史的仮名遣ヘウタンから。水を引き上げる引下籠(ひさご)から説。

夏に白い五弁花を咲かせる
実は胴がくびれた、独特の形

夕顔の変種。古くから世界中で栽培されてきた。
果肉は食用には適さない。
成熟した実の中身を取り除き中空とし、乾燥させ水、酒などの容器にした。
時代劇で瓢箪を水筒のようにしている場面を見たことがあります。

縄文時代の遺跡から種子や果実の破片が出土した。
日本書紀には、堤が決壊するので、”瓢(ひさご)”を河神のたたりを沈める呪具として登場する。
豊臣秀吉の馬印は千成瓢箪


季語    秋
          もの一つ我が世はかろきひさごかな  芭蕉
          
          ふくべ棚ふくべ下がりて事もなし     虚子 

ひょっこりひょうたん島 井上ひさし原作のNHK人形劇 (1960年代) 瓢箪の形をした浮遊島での冒険物語。
 
【伝説】
 むかし、情け深い婆がいた。足が折れた子スズメを助け、母スズメからお礼に貰った種をまいたら、小さなヒョウタンがたくさんなった。おいしいので近所にも分けて食べた。硬くなった実の中からは真っ白な米がザクザク出てきた。
 隣のいじわる婆はうらやましくてたまらない。石をぶつけて小雀を捕まえ、足をへし折り手当てして、種を手に入れた。蒔くと大きなヒョウタンが数個なったが、どれも苦くて食べられない。
硬くなった実の中からは、ムカデにクモ、ハチがゾヨゾヨ出てきた。狂った婆は、毒虫に刺されて死んでいった。(今昔物語) 

似ている花 夕顔 蔓茘枝  
似ている実 蔓茘枝(つるれいし)*ゴーヤのことです、 糸瓜 瓢箪 
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