ほうせんか(鳳仙花)
別名 爪紅(つまべに。つまくれない) ほねぬき
英名 バルサム

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ツリフネソウ科インパチェンス属 一年草 花期:6~9月 原産:中国、マレーシア


花言葉  私にふれないで、短気
誕生花  
由来    漢名を和音読みした。
       英名も昔アラビアでバルサンという傷薬を作ったことに由来。
       属名は「我慢できない」という意で種が飛ぶところから。
       爪紅 花を絞った汁で爪を染めたから。
       ほねぬき 種と一緒に魚を煮ると身離れが良くなから。

茎は直立。葉質は柔らい。縁にギザギザがある。
花は葉の付け根から下向きにつく。
熟した果実はつぼ型。触れると河が割れ種がはじけ飛ぶ。

江戸時代元禄年間に渡来。

中国では全草を打ち身や腫れ物に使う。


季語    秋

島倉千代子「鳳仙花」

【伝説】 
  若い木こりが山で道に迷い、疲れと飢えで倒れてしまった。すると長い髭の老人が表れ、袖から小さな青いツボを取り出した。
小枝に糸を結んでその中に垂らすとたちまち大きな鯉が釣れ、若者に差し出した時には湯気を立てていた。
 若者が不思議がると、老人は「私は鳳仙。ついてくるがいい」といって青いツボの中に入ってしまった。若者も続いて中に入った。老人は立派な屋敷でもてなしてくれた。
家に帰った若者が、土産に貰った種を蒔くと、美しい桃色の花が咲き、青いつぼ型の実がなった。ホウセンカはこうして生まれたのだ。
(中国)
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