しゅうかいどう(秋海棠)
別名:ヨウラクソウ、断腸花、チャイニーズ・ベゴニア 英名:エレファント・イャー

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学名: Begonia grandis
シュウカイドウ科 ベゴニア属 多年草 草丈:40~50cm 花期:8~10月 原産地:中国・マレー半島
 
花言葉  恋の悩み 不調和 不釣り合い
誕生花  
由来    貝原益軒は「春に咲く海棠に似ているのでなづけた。」『大和本草』。
       ヨウラクとはインドの貴族達の装身具。
       中国での別名は断腸花。

       英名は、葉の形が像の耳に似ていることから。

日向よりも半日かげを好み、淡い紅色の花は暗い場所でひときわ美しい。
葉は左右対称にならないハートの形で柄は紅を帯びている。
雌雄異花。雄花の花びらは4枚だが2枚は小さい。
桜貝のような花びらが美しい。
オシベは多数密集している。
 

江戸時代寛永年間に中国から長崎に渡来したといわれている。

新・秋の七草 
昭和10年東京日日新聞社の依頼で、作家 永井荷風は秋海棠を選んだ。
永井荷風が最も愛した花で、自らの亭を「断腸亭」と号した。


茶人や俳人に好まれてきた。
雨に濡れた姿は明治・大正期には美人の形容だった。

季語    秋
          秋海棠 西瓜(すいか)の色に 咲きにけり  芭蕉
          心ありて庭に植えけり断腸花     永井荷風
          ビル街に気づく人なし秋海棠     小夜


お向かいのお庭に咲いたものをいただきました。
花が白いのは珍しいそうです。

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