kinsenka

 

きんせんか(金盞花)
別名 カレンデュラ、チョウシュンカ、トウキンセン
英名 ポットマリーゴールド

学名alendula officinalis
キク科 一年草   高さ:cm  花期:春  原産:南ヨーロッパ

花言葉
  乙女の美しい姿、初恋、失望、悲痛、別れを悲しむ など
誕生花  
由来    金のさかずきという意で、花形から。      
       学名のカレンデュラは、「1ヶ月」の意味で、カレンダーの語源。花期が長く、1ヶ月も咲き続けるように見えることからつけられたとされる。

葉はへら状で、互い違いに生える
一重咲き、八重咲き。 花は朝に開き夜に閉じる。花色は橙、黄。
花は一ヶ月も咲き続ける。幕末の頃渡来。

ヨーロッパでは中世にはハーブとして栽培され、バターの色づけ、乾燥させ薬草とされた。
向日葵が入ってくるまでは「太陽の花」と呼ばれた。
また、イギリスでは「マリア様の黄金の花」と呼ぶことがあるそうです。マリアがお告げをする日3月25日に捧げる花。

季語    春:金盞花、常春花、長春花、カレンヂュラ

          金盞花淡路一国晴れにけり  阿波野青畝          


【伝説1】
 シシリー島にクリムノンという美青年が住んでいました。
幼い頃から太陽神ウラヌスへの礼拝を欠かさなかったが、成長し恋心を抱くようになった。
ウラヌスもまた、彼に特別の光を投げて応えた。深い絆で結ばれた二人をねたんだのは雲。
厚いマントを広げて空一面を覆い、8日間も太陽神の輝きをさえぎり続けた。
 ウラヌスがやっと雲を押しのけたとき、その光が照らしたのはクリムノンの亡骸だった。
はげしい風雨に打たれ、やつれはてて泉のほとりに倒れ付している。
その痛々しい姿を見て悲しんだ太陽神は、自分の黄金の輝きをうつすキンセンカの花に変えてやった。

【伝説2】
 太陽神アポロンに恋をした水の精クリティは、アポロンと王女レウトコエの仲が良いことに嫉妬し、アポロンにレウトコエのことを悪く告げ口した。
アポロンは怒り、レウトコエを生き埋めにしてしまった。
 とんでもない結果に、クリティは驚き、地面に9日間座り続けた。すると体が金盞花に変わってしまった。
ギリシャ神話

【伝説3】
 昔々、中国で悪病が流行したとき、若い医者が夢の中で、「東野(とうや)に咲く黄色いの花を用いよ」という暗示を受けた。
その通りにして用いたところ、驚くほど早く開放に向かわせる薬効があった。医者はその功績が認められ、出世したという。それが金盞花だった。



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posted by (C)花信風

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