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おおいぬのふぐり(大犬の陰嚢)
別名 ひょうきんぐさ(剽軽草)、天人唐草、瑠璃唐草、星の瞳
英名:Bird's-eye。

学名  Veronica persica
ゴマノハグサ科 越年草 草丈:10~20cm 花期:春 オオイヌノフグリ:アフリカ、ヨーロパ

花言葉
  信頼、女性の誠実 子供に恵まれる
誕生花  
由来    ベロニカはラテン語のウェルス(真の)とウニクス(単一)から。
       キリストが十字架にかけられるとき、手拭きを差し出した娘の名前に由来する説もあります。
       和名は在来のイヌノフグリに似ていて、それより大きいため名付けられた。

植物でイヌという場合には「本物でない」とか「役にたたない」と意味で用いられることが多いです。
でも、イヌノフグリの場合は違います。「犬の陰嚢」という意味です。
花のあとの二つ並んだ実が、犬の陰嚢に似ていることから名付けられました。〈陰嚢=睾丸)

大犬のふぐりの実はハート型。
小さい丸い葉にはギザギザがある。
花は7~10mmの空を写したような青い花。
薄い青色に濃い青色の線が入る。 花びらは4枚。
指で触れるとホロリと落ちてしまう。
日が当ると開き、日が陰ると落ちる1日花。
花をよく見ると日本のオシベと一本の雌しべ。上下がはっきりしていて顔に見える。

明治初年に渡来したといわれている。

イヌノフグリは 3~5mmの淡いピンク色の花。

季語    春 いぬのふぐり、いぬふぐり

          いぬふぐり星の瞬く如くなり    高浜虚子
          古利根の春は遅々たり犬ふぐり  富安風生


【伝説】
 キリストがゴルゴダの道を十字架を背負って歩いていた。
道に崩れ落ちたキリストにひとりの女性が駆け寄り、血と汗を白いハンカチでぬぐってあげようとしたが、無慈悲な兵士は、刑場に引き立てていってしまった。
 しかし、ハンカチにはイエスの気高い面影が残され、これを見ると病気が治るなどの奇跡が起こり、女性は聖女ヴェロニカと呼ばれるようになった。
足元に咲いていた小さく青いこの花にも血の一滴が滴ったので、この花にはキリストの面影が印されている。(キリスト教)

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2016.213

キリストが貼り付けになっているように見えるでしょうか

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posted by (C)花信風


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