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くすのき(楠・樟)
英名 カンファツリー)

学名Cinnamomum camphora
クスノキ科ニッケイ属 常緑高木 高さ:10~50m 花期:初夏 結実期:秋  原産:日本、朝鮮半島

花言葉
  
誕生花  
由来    クスノキの漢名は樟による。でも中国で楠は別の木のことなんですって。

樹皮には細かい割れ目が多い。
4~5月新葉が出ると古葉は落ちて交替する。
葉は互生。特有の香がある。
花は新葉のわきから円錐花序につく、色はクリーム色。
実は球形で秋に黒色の熟します。径8~9mm。


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長寿で巨木になる。神社の御神木、天然記念物に指定されているものも多い。

木目が美しく加工しやすい上に腐りにくいので、昔から神社や船を作る重要な木でした。
虫食いから衣類を守るため箪笥なども作られた。樟脳は防虫剤としていまでも使われています。
(英名カンファーツリー。カンフル剤は樟脳を生成して作る。)

季語    

 福山雅治 『クスノキ』

長崎・山王神社のクスノキは原爆生き残りの木として知られています。

【伝説】
仁徳天皇の時代、明石の駒手の御井(こまでのみい)という井戸のそばに、大きな大きなクスノキが生えていました。
朝日がさすとその陰は淡路島を覆い、夕日がさすと本土が大きく陰るほどでした。
あるときこの木を切って船をつくると、まるで飛ぶように速く、ひと漕ぎすれば7つの波を越えてどんどん走りました。そこで船の名を「速鳥」とつけました。
 この船を使って朝夕に駒手の御井の水を届け、天皇のお食事に出していましたが、ある日遅れて間に合いませんでした。
そこで「住ノ江の大倉向きて 飛わばこそ速鳥といわめ 何が速鳥」という歌を作り、この行事をやめにしました。
(播磨風土記)

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posted by (C)花信風

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