七十二候 第四十候
綿の萼がはじける季節
新暦8月23~27日頃
2012.9.22の綿花
都内では、まだ綿の実は固そうです。
ここでいう「綿」とは 綿花のことなのでしょうか
もしかしたら 綿毛のことかも なんて思う
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【由来】
綿柎開く めんぷひらく(綿を包む萼が開く)
「柎」は、はなしべ、花の萼。
たくさんの品種があり、古くは「日本後記」に、木綿が延熹18年(799)に日本伝来したとある。
インドでは紀元前から栽培されていたようです。
夏に開花した綿は、秋に卵型の果実を結び、熟すると三裂して白色の綿毛を付けた種子を吹く。
【季語】 秋 綿の実 綿実る 綿吹く
名月の花かと見えて綿畠 芭蕉
二十四節気を各々3等分し、一年を72等分したものを七十二候をいいます。
七十二候では、それぞれに気象や動物の短文で表されています。
中国から伝わったもので、二十四節気の名称は古代からほぼ変わっていません。
でも、七十二候は日本の気候に合うように何度も変更されています。
ありがとうございます
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