七草(ななくさ)
芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、蘿蔔
この七草を積んでくることが”若菜摘み”。
秋の七草が観賞用なのに対して、春の七草は食用です。
古では、初の子日の行事だったものが、
中国から入ってきた「人日の節句」と結びついて
1月7日に行われるようになったと云われています。
旧暦の1月7日頃には これらの若い芽が生えていたのでしょう。
野菜不足を補いたい気持ちもあったのでしょうかね。
無病息災を願ったそうです。
七草粥を食べるようになったのは室町時代以降で、
それまでは吸い物に入れていたそうです。
七草の種類もその地方によって異なるそうです。
今の私たちには、年末年始の暴飲暴食で疲れた胃に、
ちょうどいい食事となっています。
✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿