カテゴリ: 季節を楽しむ
立春 二十四節気 第一
立春(りっしゅん)
太陽黄経315° 2月4日
さらに一つの節気を五日ずつに分けたのが72候です。
立春はその二十四節気の最初の節で、八十八夜、二百十日などはこの日から数えます。
立春の前日が節分で、この夜は悪魔を追い払い春を迎える行事。
小寒大寒と一年で一番寒い時期があけ、自然界の復活の時です。
日を追うごとに春の気配を感じるようになります。光の春。
日脚は伸び、木々が芽吹き、ウグイスもさえずりはじめます。
お天気も西高東低の冬型がしばしば崩れ、関東では雪が降ったりします。
2018年は、発達した寒波が日本にかかり「立春寒波」となりました。
2012.2.17
旧暦では、立春の前後に元日を迎えます。年賀状に「迎春」とか「新春」と書くのはその名残りです。
アジア諸国では今でもこの時期を盛大に祝います。
「立春大吉」と書いた札を立春の日に寺の門口に貼る風習もある。
これは文字が左右対称で縁起がよい言い伝えによるものです。
出雲大社相模分詞 立春大吉御札
雨の中に立春大吉の光あり 虚子
立春の頃の花
節分草
節分の頃に咲き始めます。
福寿草
蕗の薹
”梅まつり”も始まります。
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2019年は 最高気温が18度をこえた都内です。
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大寒 二十四節気 第24
二十四節気 第二十四
大寒(だいかん)
太陽黄経 300° 1月20日ころ
一年でもっとも寒気のはげしい頃。この日から節分までをいいます。
青森第5連隊は、この極寒の中、八甲田山で雪中訓練を行い、約200名の凍死者を出しました。
大寒の卵 寒さの厳しくなると、鶏の産卵の数が減るそうです。
その分、卵には栄養が凝縮されるとかで、この時期は卵を食べようというのです。
2019年 こちらは晴れの予報が続きます。
21日は満月。
寒月 空気が透徹しているので、研ぎ澄ましたように輝きます。
梅の枝と 冬の月
2018年1月22日 昼ごろから降り始めた雪は、積雪23cmとなり大混乱になりました。
2017年1月20日 都内でも一瞬ですが 雪が舞いました。
大雪になった地域もあると、ニュースでみました。
季語 【冬】
大寒と敵のごとく対ひたり 富安風生
大寒の一人につくる卵焼き 諸橋和子
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小寒 二十四節気(更新)
太陽黄経285° 1月6日ころ
東京・上野 東照宮
この日から「寒(かん)の入り」。節分までのおよそ30日間を寒(かん)の内という。
寒さが厳しくなり、北海道・オホーツク海沿岸などでは氷結する。
寒月の光をちらす千鳥かな 夏目成美
芹摘みし昔の水にそでぬれて 乾く隙なき身をいかにせむ 慈円
七草の一つ、芹が生えるころ。
寒に入って4日目を寒四郎(勘四郎)、9日目を寒九(かんく)という。
寒九の雨(かんくのあめ)この日に雨が降ると豊作のしるし。
晴天が続き畑が乾ききってしまう太平洋側では、冬野菜の慈雨となります。
寒の内に行われる風習や行事に寒稽古(寒稽古) 寒中水泳 寒まいり、寒灸などがある。
北陸地方では寒固めといって小豆餅を食べる風習がある。
猪鍋 両国・ももんじや より
栄養のあるものを食べて寒さを乗りきりましょう
獣を食べることを「薬食い」と称して、鹿、猪、寒雀、寒ブリ、寒ブナ、寒カレイなどを食べた。
温かい蕎麦(そば)は江戸の冬の名物でした。
冬至(とうじ)二十四節気
冬至(とうじ)二十四節気 第二十二
太陽黄経270° 12月22日ころ
柚子
太陽黄経が270度のときで、北半球では太陽の南中高度が最も低く、一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日(実際には数日ずれる)。
『暦便覧』では「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と説明している。
冬至の日に日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も南寄りになります。
また南回帰線上の観測者から見ると、冬至の日の太陽は正午に天頂を通過する。
冬至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で極夜となり、南緯66.6度以南の南極圏全域で白夜となる。
*なお、1年で日の出の時刻が最も遅い日・日の入りの時刻が最も早い日と、冬至の日とは一致しない。
日本では、日の出が最も遅い日は冬至の半月後頃であり、日の入りが最も早い日は冬至の半月前頃である。
この日を境に陽足が伸びるので「一往来福」という。
この日にゆず湯に入り、冬至粥(小豆粥)や南瓜を食べると風邪をひかなくなるといい、食する習慣があります。
中国では餃子を食べるとかです。
冬至の頃の花
寒木瓜
白侘助
万両の実
季語 【冬】 冬至 冬至粥 冬至南瓜
山国の虚空日わたる冬至かな 飯田蛇笏
暖かに杜氏の宵を小買い物 星野立子
朝の湯にうきてただよう柚子の実の きんの肌へさす日の光
三ヶ島葭子
2014年は、19年に一度の新月の冬至 「朔旦冬至(さくたんとうじ)」でした。
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大雪(たいせつ)二十四節気 第21
太陽黄経 255° 2018年12月7日
陰気が積もって雪となり、そのさまが一層はなはだしくなる、の意。
日本海側では雪が激しく降り始め、太平洋側では乾燥した冷たい風が吹き付けます。
北の海では鰤・鱈など冬の魚が漁が盛んになります。
クマは冬眠に入り、万両の実が赤く色づいてきます。
「大雪」の頃の草花
小雪 二十四節気
立冬 二十四節気
二十四節気 立冬(りっとう)
太陽黄経225° 11月7日頃
暦の上ではこの日から冬の季節に入ります。
この日から立春の前日までが冬。
陽射しも弱くなり、日脚は目立って短くなります。
気圧配置も冬型となり冬の季節風の第一号が吹き始めます。
初冠雪の頼りが届き、菊花展が開催される。
立冬の前日も「節分」海苔巻きを食べました。
節分は本来は四季全てにあるんです。
立冬の頃の花
つわぶきの花の黄色が目だってきます。
ケヤキ
ハゼ
菊
寒木瓜
山茶花
紅葉の見頃でもあります。
雨も少なく、時折春の陽気になることもあります。
このような日を「小春日和」といいます。
まだ晩秋の装いですが、朝晩は厚手の服を重ねたくなります。
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2018年 11月は平年より高い気温の予報がでています。
今夜、は半袖のTシャツ1枚で過ごしています。
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おまじない-糸を結ぶ
おまじない
糸を結ぶ
縁を結ぶ、エネルギーを蓄える、魂の抜け出るのを防ぐ おまじない
熊野那智大社の「えん結びの糸」
赤い糸や紅白の糸を体の一部に結びつける、または持っている糸同士を結ぶ。
一時流行ったミサンガのようですね。
糸をぎゅっと固く結ぶときに込める行動のエネルギーが、縁を結ぶのを助けてくれるといわれています。
針箱にしばらく使っていない赤い糸があります。
セットで買ったものの、赤い糸の出番はなかったんです。
結んでみようかしら、なんて言っていたら ふと思い出しました。
いいものがある と
ジャーン 赤い糸結びの シールです。
お財布の中に貼りました。
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霜降 二十四節気 第18(再)
二十四節気 霜降(そうこう)
太陽黄経210° 10月23日ころ
「露結んで霜となるなり。ゆえに霜降という」
日増しに気温は下がり、紅葉は里へ降りる。
木々も葉を落とし、秋の物寂しさが漂います。
ところによっては霜が降り始め、初雪の便りが届き、冬が近づいていることを感じるようになります。
湯島菊まつり
新宿御苑菊花壇展
すがも中山道菊まつり
亀戸天神社菊まつり
浅草菊花展
高幡不動菊まつり
ザクロの実
けやき
秋の澄んだ空気は、風にそよぐ葉音、紅葉や木の実の鮮やかさなど、見るものを聞くものをはっきり感じさせます。
霜降の 陶ものつくる 翁かな /飯田蛇笏
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