花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

カテゴリ:花信風 > おみなえし

おみなえし(女郎花)
別名 おみなめし、ちちぐさ、あわばな
英名:パトリシア

ominaesi
   秋の七草

学名 Patrinia scabiosaefolia
オミナエシ科 多年草 草丈:60~100cm 花期:8~10月 原産:日本、中国

花言葉  親切 美人 優しさ 女らしさ 心づくし 儚い恋
誕生花  
由来    「おみなべし」が語源で、女らしい花説。
       「おみな圧し」が語源で、若い女性のように圧倒するほど美しい説。
       花の色からついた「粟飯」が変じた説。女飯の意という説もある。

葉は羽状に深く切れ込む。
細い茎は直立。上部がよく分枝する。
3~4mmの黄色い細かい花をつける。香りはよくない。
楕円形の平べったい実をつける。

薬効】子宮出血、産後の腹痛、腫れ物、利尿、解毒、下痢
     根をよく水洗いして日干しにする。(敗醤根)
     薬効も女性向けです。

季語    秋

         女郎花の 中に休らう峠かな   高浜虚子
         夕冷えの切石に置くおみなえし  日野草城

花にも 花のかなしみが
誰も知ることができない苦しみが
生きとし生けるもの
みんな背負わなければならないものが
あるのでしょう
 
詩画集『花の四季』 江間章子 

名に愛でて おれるばかりぞ女郎花 われおちにきと人に語るな 僧正遍照

【伝説】

 京の八幡に小野頼風という男がいた。都の美しい女と深い契りを交わして通いつめたが、いつしか飽きて訪れもふっつりと絶えてしまった。
 女は日ごと夜ごと待った。やがて耐え切れず八幡の里を訪れ、ほかに女がいることを知り、男の心変わりを恨んで皮に身を投げてしまった。
 頼風はしばらくは死んだ女を哀れに思い、形見の衣を身近に掛けてしのんでいたが、都で宮仕えするようになると女の面影も薄れ、数年がたった。ふと、昔を思い出して八幡の里に戻ってみると、掛けてあった女の衣は庭に落ち、たおやかなオミナエシになっていた。男が手を差し出すと、花は彼方になびき、離れると元に戻った。魂が宿っているようであった。
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