花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

カテゴリ:花信風 >

すすき(芒・薄)
別名 カヤ、尾花、乱れ草、振袖草


e898e218.jpg


学名:Miscanthus sinensis                  秋の七草   
イネ科 多年草  花期:8~9月  原産:アジア東部


         PA306505
          2017.10.30 日差しにキラキラ光っています。


花言葉  勢力
誕生花  
由来    すくすく育つ木等の説。
       尾花 ススキの花穂が獣の尾に似ているところかついた名。
       振袖草 風に揺れるススキは、振袖の乙女が招いているよう?


         BlogPaint



すすきの葉は幅広く長大。縁は硬くざらついている。
日当たりの良い山野、丘陵、鉄道沿線など。

長い茎を(カヤともいう)刈り取って屋根をふいたり、ぞうり、すだれ、ほうき。
家畜の敷き草、飼料、燃料、花材、綿の代用など。人の生活に役に立ってきた。
野原や山の日当たりのよいところに群落を作り、穂波が銀色に輝いて美しい。
春は里から、秋は山からやってくる。
風になびく様子は頭をなでられているようです。
ススキの穂を見ると、秋の来たことを実感します
お月見にはススキを月神への依代として一本立てるのが正式。
この穂で作ったミミズクは東京雑司ヶ谷の鬼子母神のお土産として有名。
上代(奈良以前)は、ススキやアシなどを束ねて サヤサヤと鳴らして楽器のように使った。

         BlogPaint
          2017.10.30 強風に翻る

万葉集には17首。古名:須々伎、尾花。
 
人皆は萩を秋という吾は 尾花が末し秋とは言わむ
  読み人知らず 第10巻2110

道の辺の尾花がしたの思い草 今さらに なぞ物か念はむ
            巻10 2270

はだすすき尾花逆葺き黒木もち 造れる室(むろ)は万代(よろづよ)までに
     太上天皇 巻8 1637  

初尾花花に見むとし天の川隔(へな)りけらし年の緒長く
            巻20 4308
(初尾花=新妻・許嫁)花を見たいのに 天の川が隔てているらしい、長い間

・秋の野おしなべたるおかしさは薄にこそあれ 枕草子


季語    秋
          幽霊の正体みたり枯れ尾花
          山は暮れて 野は黄昏の薄かな    蕪村
          折りとりてはらりとおもきすすきかな  飯田蛇笏
          枯れ枯れて光を放つ尾花かな      几 董

【伝説】
 光と影、善と悪、神と悪魔、天の神に反逆するものとして地上に送られた天の探女(さぐめ)は邪心をもつ女神で、俗にアマンジャクとも呼ばれる。探女は瓜子姫の幸運をうらやんで取って代わろうとし、もうすこしのところで露顕した。その後、人々は探女を大和の国宇陀(うだ)の野末に引きずっていき、手足をばらばらに引き裂いて捨てた。探女は塵になって飛び散り、世の中は静かになったが、このとき流れた血で一面に茂ったススキの根元は今でも色あせることがない。 (日本)

高野山 「刈萱童」の伝説。
 出家した茅葺道心を石堂丸は母と訪ねるが、女人禁制のため一人で登る。出会った僧と父子の名乗りが出来ぬまま、共に茅葺童で仏教修行に明け暮れた。


山手線の電窓からみえたススキの群生は東京に秋を知らせる風景でした
今はお洒落な街になりました。 また、ある日、JR山手線のある駅の改札近くで、ススキが大きなバケツに入れられていまいた。『自由にお持ちください』と張り紙がされていたので喜んでもらってかえりました。
 その駅はホームが増設され、ススキの生える場所はなくなりました。

シマススキ タカノハススキ イトススキ ハチジョウススキ

似ている: おぎ(荻)
ススキに寄生する花 ナンバンキセル

□■□■□■□■□□■□■□■□■□
スライドショー

✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿ 

 

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ

ありがとうございます

                       

12月の華

PC041712

にほんすいせん(日本水仙)


明けましておめでとうございます

12月に咲き始めた水仙。今が盛です。


水仙の名は、中国名をそのまま用いたものといわれています。



PC041713


これから寒くなるのに 咲き出す

水仙に勇気づけられます。


ヨーロッパから中国を経て渡来し、各地に広がり野性化した。

福井県・越前岬
淡路島南岸の斜面
伊豆の爪木崎
自生の群落があります。

【冬の季語】
          水仙や美人頭を痛むらし  蕪村
          岬まで歩くつもりや水仙花  星野変丘花


 
□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます


12月の華


PC181940


スイセン(水仙)


房咲き

細い茎 細い花びら

原種系のオータム・ジュエルだと思われます。



PC181941



 
□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます

12月の華

PC041699


かれすすき(枯芒)
別名 冬芒 尾花枯る 枯尾花

芒って黄葉するの!?

ビビッドに撮ってみました。


PC041720

冬の日がさして白く輝き

思わぬ美しさに出会いました。



PC041739





【冬の季語】
          美しく芒の枯るる仔細かな   富安風生
          我も死して碑に辺せむ枯尾花 蕪村
          

 
□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます


11月の華

PB071102

すいふよう(酔芙蓉)



酔芙蓉は園芸品種で、花の色が朝は白いが、
午後になると次第に紅を帯びて、しぼみます。

蕾、白く開いた花、赤くしぼんだ花、実
いろいろが一度にみられるのは11月だからでしょうか。



 

【季語】 秋
          白といふはじめの色や酔芙蓉   鷹羽狩行
          暮れてなほ空のみづいろ酔芙蓉 徳田千鶴子
          花びらを風にたたまれ酔芙蓉   川崎展宏

 
□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます

九月の華

RIMG1625

すすき(薄・芒・須々木)
別名 尾花(おばな)

池へとなびく尾花

小さな庭園の小さな池です
ボート遊びはできません
でも
軽鴨 鵜 白鷺がやってくることもあります
小さな野鳥もやってきます

小さな庭園の小さな池は 
私の憩いの場であり 発見の場です。




 
□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます


九月の華

P9154630

すいふよう(酔芙蓉)

集合住宅の並ぶ庭に咲く酔芙蓉
ここの木は あまり高くないので
目の前で花を見ることが出来るんです。
毎年の楽しみです。


P9154639


朝に白く咲き 夕に紅く萎む

むちゃくちゃ心惹かれている でございます。




 

□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます

四月の華


BlogPaint


スイートピー
別名 ジャコウエンドウ、ハナエンドウ
ジャコウレンソウ、ニオイエンドウ

好きな花にこのスイートピーをあげる方も多いと思います。

蝶々のような花姿に甘い香り

スーパーの生花コーナーでもよく見かけますが

写真は ご近所の花壇に咲いていたスイートピーです

支柱に巻き付き 1m以上に伸びています。

咲き始めだから色が薄めで、香りもほのかでした。


BlogPaint

蕾もまだあります


横断歩道の近くに咲いています

信号待ちする人を和やかにしてくれています。




 
□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます


五月の華


P5013867

スイトピー

別名 匂い豌豆(においえんどう) 麝香連理草(じゃこうれんりそう)



原産はイタリアのシシリー島などの地中海沿岸

1650年にイタリアの神父によって紹介されそうです。

当時は花も小さく、淡紫でしたが、19世紀にイギリスで品種改良がすすみ

現在1000種以上!あるのだそうです。

エドワード7世が戴冠式に使ったことで一躍有名になったといわれています。

切花で出回っているのは、ラティルス・オドラタス種が多い。


写真は花壇で、紐をつたって咲くスイートピー

切花と比べても、野生の魅力を感じるのでした。



【季語】  春
          眉描いて女給や貧しスイートピー  飯田蛇笏


 
□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます

BlogPaint

スノーフレーク
別名 大待雪草 鈴蘭水仙

学名Leucojum aestivum
ヒガンバナ科 草丈:40cm 原産:オーストラリア、ヨーロッパ南部

花言葉
  
誕生花  
由来    和名は待雪草に似ていて草丈が大きいから。花が鈴蘭のようで、葉が水仙のようだから。

昭和初期に渡来。



季語    



P3203438

私がこの花を見たのは20年ほど前のこと、
眼科のカウンターに活けてあったのです。
なんて可愛いんでしょう・・・。
群れて咲いているより、ひと株のほうが風情を感じる管理人です。


□■□■□■□■□□■□■□■□■□


✿おうえん㋵✿㋺✿㋛✿㋗✿㋧✿

 にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
ありがとうございます



このページのトップヘ