花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

カテゴリ:季節の言葉

季節の言葉

十三夜

旧暦の9月13日の夜の月のこと。
名月に対して後の月といいます。
吹く風も肌寒く感じる頃で、物寂しい趣があります。

他に、名残の月、豆名月、栗名月、芋名月。

2017年は11月1日でした。


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旧暦9月13日の夜には、中秋の名月に続いて、
もう一度お月見をしました。
十五夜では 里芋、団子を供えましたが、
十三夜では、栗や芋を供えました。
形が似ているものをお供えしたようです。

中秋の名月は、中国から伝わった風習ですが、
十三夜を愛でるのは日本独自のものです。
 完全ではないものに美や魅力を感じるのが
日本人の感性だったのかもしれません。

「中秋の名月」と「後の月」を合わせて「二夜の月」といいます。
どちらか一方しか見ないことを「片見月」といい、縁起が悪いとされました。
両方の月をお月見すると、いいことがあると思ったほうが楽しめますね。

十三夜に曇りなし

十三夜の日はスッキリ晴れることが多いのだそうです。
十五夜の頃は台風シーズンですからね。

        
  ♦♥♦―――♦♥♦

秋の季語
川音の町へ出づるや後の月  千代女

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立冬(りっとう)
太陽黄経 225°  2017年11月7日

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 この日から冬に入ります。
冬の気立ち始めていよいよ冷ゆればなり。
日が短くなり、冷たい風が吹き始め、北国や山では初雪が降る頃です。


富士山初冠雪
甲府気象台から肉眼で観測するんです。
2016年は10月26日で平年よりも26日も遅くなりました。

木枯らし1号
二十四節気の霜降から冬至までの間に
風速8メートル以上の北寄りの冷たい風が吹いた最初の日。
都内では2017年は10月30日に吹きました。

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立冬の頃の花

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ツワブキ


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ヤツデ

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サザンカ


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季語
 【冬】
          この池の浮葉の数や冬に入る  高野素十
               
          



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旧正月(きゅうしょうがつ)

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春節のお神輿


 【由来】

 陰暦の初月を指していう。
2017年は1月28日
日本では明治初期までは旧暦で正月を迎えたそうです。 
漁村や農家などでは、旧正月に重きを置いている傾向があるそうです。

中国では春節といい、新歴の正月よりも盛大に祝われる。
中華街でも、華やで賑やかに春節をお祝いします。
ここ数年は、春節のお休みを利用して、日本に観光で来る方も多く、爆買いが話題になっています。



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獅子舞も登場




【春の季語】 旧正月 旧正
          旧正の草の庵の女客     高浜虚子
          旧正や旅をうながす南の星 大野林火
               
          



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七五三(しちごさん)

子供の成長への感謝と願いを込めてお参りする行事です。

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 【由来】
 
5代将軍徳川綱吉が我が子・徳松の成長を祈って始めたという説が有力です。

3歳 髪置き 江戸時代は男女ともに 髪を伸ばしはじめました。
            もう赤ちゃんではないという意味です。

5歳 袴儀     5歳になった男の子は、袴をつけました。
           勝負の場の基盤の上に立ち祈ったそうです。

7歳 帯解き  ひも付きの着物はやめて、帯を締める。
            私の祖母は「帯解き」と言っていました。

 

          
       shichigosan_torii  
 


昔は、医療事情などで乳児脂肪率が高く、子どもが健康に育つことが難しかったといわれています。
七五三は、その年齢まで成長できた事への感謝と、厄払いを受けるのが一般的。
それぞれに意味があったのでした。

千歳飴 一説には、浅草の飴屋が「千年飴」として売りだしたのがはじまりだとか。
鶴・亀・松・竹・梅など縁起の良い図案の袋に長い紅白の飴が入っている。


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 数年前の12月、深川の八幡様にお参りにいくと、七五三の親子連れを何組も見かけました。
旧暦の11月15日ころだったのかもしれません。

ということで 旧暦の11月15日の12月13日にアップしました。


季語
 【秋】
          よくころぶ髪置きの子をほめにけり  高浜虚子
          袴貴の子のおとなめく日和かな    赤松鳴潮
          帶解や立居つさする母の親      村上鬼城
          七五三夜の杜となり果にけり     石塚友二

          

               
          



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11月の華

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いちょう(公孫樹・鴨脚・銀杏)

雄々しい姿のイチョウです。

街路樹のイチョウとはだいぶ印象が違います。

公孫樹(こうそんじゅ)
公(こう)とは、祖父のこと。
孫(そん)は、孫(まご)のこと。
種を蒔いても、実が取れるのは孫の代。という意味なんですって。

実とは銀杏(ぎんなん)のことです。
栄養豊富で、薬用の効果もあるようですが、
それだけに中毒を起こしてしますそうです。
大人でも1日10個ほどにしたほうが良いと聞きます。
ご注意を!

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【季語】 秋  
          銀杏を焼きてもてなすまだぬくし  星野立子
          天匂ふ落ぎんなんをふたつ踏み  秋元不死男


 
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11月の華

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桜紅葉

枯れ尾花

秋もこんなに華やかです

【季語】 桜紅葉  秋
          日をこぼし紅葉こぼして桜の木  市村究一郎


 
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酉の市(とりのいち)

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 【由来】
もともとは江戸近郊の農村の収穫祭が始まりといわれています。
村の鎮守の鷲神社(おおとりじんじゃ)に収穫を感謝し、鶏を奉納していました。
やがて市が立ち、農作物や農具の露天が並ぶようになりました。
熊手を模した「はきこめ」と呼ばれる神符が売られる

縁起物の熊手
熊手が運を掻き込むという意味から、縁起物として盛んに売られるようになった。
そのうち飾りとして「縁起熊手」が作られ、商家ではお店に飾るようになりました。

縁起熊手は、小さなものを買い、年々大きなものに買い換えた方が良いとされます。
露天で熊手が売れると三三七拍子の手締めをすることになっているので、
酉の市ではあちこちで手を打つ音と声が聞こえ、年末の風物詩になっています。


「三の酉」のある年は火事が多い!?
11月最初の酉の日が「一の酉」、2巡目の酉の日は「二の酉」とよび、3巡目の「三の酉」のある年は、火事が多いといわれています。
三の酉のある年は、一年おきにあるので特に珍しいことではないようですが・・・
2016年は11月11日と11月23日です。

都内では 浅草の鷲神社、新宿の花園神社の酉の市が知られています。





季語
 【冬】
          風おろしくる青空や一の酉 石田波郷
          熊手売る世辞のまともに押し出され 中村汀女
               
          



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11月の華

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かえりばな(帰り花・返り花・帰り咲)
別名 狂い咲、二度咲、忘れ花、狂い花


初冬の頃、小春日和が続くと季節はずに花を咲かせることです。
気温が高くなったために、花芽が急に発達して開花します。
日当たりを好む草木に多い。躑躅(つつじ)で多く見かけます。


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【季語】冬
          返り花咲けば小さな山のこゑ  飯田龍太
          旅人に道ついてゆく帰り花    黛まどか


 
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中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)

旧暦の8月15日の月
秋草や虫の音、夜露や秋風と、佇まいが一層月を美しくさせる。

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2016.9.15

 【由来】

旧暦の8月15日の夜、月見団子や里芋などを供えて、ススキを飾って月を祭ります。
カレンダーが普及する前は、月々の満ち欠けの周期が旧暦のもとになりました。
この日は初穂祭でもあり、収穫した作物を供え、神に感謝してその夜の満月を愛でました。


里芋
十五夜のお供え物として全国的に見られるのが、里芋などの芋類。
これは里芋の収穫祭の性格を持っているからです。

月見団子の数
お供えする月見団子の数は、その年の月数なんです。平年は12個ですが、閏月のある年は13個をお供えしていました。旧暦では一年が13ヶ月の年があったのです。

盗み食いの風習
縁側にお供えした月見団子は、子どもたちが盗み食いしてよいとする風習がありました。
たくさん盗まれたほうが縁起が良いとされました。いまでも残っている地域はあるのでしょうか。

この風習の体験者である、管理人のツレが申しますには、甘かったり、きなこが振ってあったり、中にあんこが入ったりと各家で違っていた。一緒にお菓子も供えてあったそうです。

月の語源
民俗学では、もともとは「憑く」という意味があっと云っています。月には神が憑いているという考えがあるといわれています。
「今日はついてる」「つきがまわってきた」とかいいますよね。
真っ暗闇の夜、月の明かりの有り難みはどれほどだったでしょう。

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季語
 【秋】 名月 望月 満月 今日の月 十五夜 芋名月
          名月や池をめぐりて夜もすがら  芭蕉
          名月や故郷遠き影法師       夏目漱石
          名月をとってくれろと泣く子かな  一茶
               
          



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五山送り火(ござんおくりび)


お盆に帰ってきた先祖の精霊を再び送る行事のこと。


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 【由来】

室町時代以降から行われているといわれています。
京都を囲む五つの山に「大文字」「左大文字」「船形」「鳥居形」
「妙法」をかたどった火を灯します。

「五山送り火」の画像検索結果
船形 別名:精霊舟
 船首は西方浄土に向いていると いわれています。


「五山送り火」の画像検索結果
妙法
 二山一対で一山と数える。
 法華宗の進行に由来している。


「五山送り火」の画像検索結果

大文字
 五山の中で一番最初に点火される。
左大文字
 東山の大文字と並べて 左に見えることから。

「五山送り火」の画像検索結果

鳥居形
 愛宕山への山道にある鳥居に由来。


十山の送り火だった!?

江戸時代後期には、「い」「一」「竹に鈴」「蛇」「長刀」の字をかたどった送り火もあったが、財政・人的要因により途絶えたといわれている。


送り火の灯を盃に映してお酒を飲むと、中風にならないと いわれている。
燃え残りの消し炭は魔除けになるといわれ、半紙に包んで軒先に吊るしたりするそうです。


山梨県一宮の 大文字焼き

「山梨 大文字」の画像検索結果






季語
 【夏】
               
          



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