アカンサス(Acanthus)
別名 はあざみ(葉薊)  英名:ベアーズ ブリーチ

アカンサス


キツネノマゴ科 多年草 草丈;50~80cm 花期:5~8月 原産:南ヨーロッパ、地中海沿岸、熱帯アフリカ


花言葉  巧みな技巧 芸術絵の愛 離れない結び目
誕生花  12月23日
由来   アカンサスはギリシャ語の「刺」からきている。
      和名は葉がアザミに似ているから。
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葉は根元から伸び、切れ込みが深くアザミに似ている。
花は唇形。色は白から淡紫。

初期のキリスト教美術では、天国のシンボルとなっていました。
ギリシャ建築のコリント様式は柱頭にアカンサスの葉が彫られている。
パリオ・オペラ座、小樽市庁舎
東京藝術大学の校はアカンサスがデザインされている。

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季語   -


【伝説】
 アカントスはアポロンの求愛を断固として抵抗したニンフ。しつこくおいまわされることに腹を立て、振り返りざまにアポロンの顔を思いっきり引っ掻いた。しらけたアポロンは「お前にふさわしい花になれ」と刺だらけのアカンサスに変えてしまった。
(ギリシャ神話)

【伝説】コリント様式
 代ギリシャの都市コリントの町で一人の少女が死んだ。乳母が形見の品々を篭に入れ、上にタイルのせて墓に近くに置いた。すると篭の下からアカンサスが伸びだし、タイルに邪魔された若葉は優雅に曲がり篭を包んでいた。彫刻家のカリマコス(カリマスク)がその形に惚れ込んで、自分の作品にデザインした。コリント式の柱の特徴である華やかな彫刻はこのときからに始まった。
(カリマスクの娘という話もある。)

似ている葉 薊(アザミ)


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