学名Ginkgo bilba
イチョウ科 落葉高木 雌雄異株 高さ:20~30m 花期:春 結実期:秋 原産:中国
イチョウ科 落葉高木 雌雄異株 高さ:20~30m 花期:春 結実期:秋 原産:中国
花言葉 長寿
誕生花
由来 中国に渡った僧が聞いてきた「鴨脚(ヤ~チャオ)」が転じた。
公孫樹の公は祖父の尊称、実をつけるまでに年月を要することから、植えても実が取れるのは孫の時代になる。
イチョウは今から2億年前のジュラ紀の地層から化石が発見された「生きた化石」。
中生代には恐竜が食べて趣旨を運んでいたかもしれない。
成長が早く長寿。
樹皮にコルク層が発達して病害虫にも火災にも強い。
季語 【春】銀杏の芽 銀杏の花 【夏】銀杏若葉 【秋】銀杏黄葉 銀杏散る 「黄落」「銀杏」 【冬】銀杏枯る」「銀杏落葉」
誕生花
由来 中国に渡った僧が聞いてきた「鴨脚(ヤ~チャオ)」が転じた。
公孫樹の公は祖父の尊称、実をつけるまでに年月を要することから、植えても実が取れるのは孫の時代になる。
イチョウは今から2億年前のジュラ紀の地層から化石が発見された「生きた化石」。
中生代には恐竜が食べて趣旨を運んでいたかもしれない。
成長が早く長寿。
樹皮にコルク層が発達して病害虫にも火災にも強い。
花は新葉が出ると同時に咲く。多数の雄しべを持った雄花は、多量の花粉を風に乗せて散布する。
葉は扇形で中央が浅く切れ込む。
雄雌異種、雄の木の花粉が雌花につくと、動物にあるような精子を出して受精する。
この大発見をしたのは平作五郎博士。明治29年。小石植物園の銀杏。
実はギンナン(銀杏)
ブヨブヨした黄色い種皮をまとった実は悪臭を放つ。食べるのは種の部分。
茶碗蒸しの具にするギンナンはイチョウの種。
果肉に触れるとかぶれる。
最近ではこの果実をさけてオスの木を植えることが多いいという。
古くに日本に渡来し、寺社の境内に植えられる。
老樹になると気根が枝から乳房のように垂れさがることがあり、子授け、子育ての信仰の対象にもなったりする。
(東京雑司ヶ谷鬼子母神には樹齢600年の子授け、子育てイチョウ)
イチョウは東京都の木 都のマークもイチョウの葉
葉は扇形で中央が浅く切れ込む。
雄雌異種、雄の木の花粉が雌花につくと、動物にあるような精子を出して受精する。
この大発見をしたのは平作五郎博士。明治29年。小石植物園の銀杏。
実はギンナン(銀杏)
ブヨブヨした黄色い種皮をまとった実は悪臭を放つ。食べるのは種の部分。
茶碗蒸しの具にするギンナンはイチョウの種。
果肉に触れるとかぶれる。
最近ではこの果実をさけてオスの木を植えることが多いいという。
古くに日本に渡来し、寺社の境内に植えられる。
老樹になると気根が枝から乳房のように垂れさがることがあり、子授け、子育ての信仰の対象にもなったりする。
(東京雑司ヶ谷鬼子母神には樹齢600年の子授け、子育てイチョウ)
イチョウは東京都の木 都のマークもイチョウの葉
都庁舎は有楽町から新宿に移転。旧都庁舎前のイチョウの木は練馬区光が丘に移植された。
東京・神宮絵画館前の銀杏並木はテレビでもお馴染み。
善福寺のイチョウ。都内最大 港区 国指定天然記念物
親鸞がついた杖が根付いたという伝説から「杖イチョウ」
首かけイチョウ 東京・日比谷公園内 松本楼前
日比谷交差点にあったが、道路拡張あたり、公園設計者・本田静六氏が「わたしの首に掛けても移植させる」と450m移動させた。
銀杏は散り始めると1週間ぐらいで全て散ってしまう。
黄金色の葉の散るさまも、散り敷いたさまも美しい
古木には、乳と呼ばれる気根を垂らすことがあるので、乳の木とも呼ばれ、安産や乳の出を願う女性の祈願の木とされた。霊木として進行の対象になったり、民話や伝説が描くに残っている。銀杏は散り始めると1週間ぐらいで全て散ってしまう。
黄金色の葉の散るさまも、散り敷いたさまも美しい
季語 【春】銀杏の芽 銀杏の花 【夏】銀杏若葉 【秋】銀杏黄葉 銀杏散る 「黄落」「銀杏」 【冬】銀杏枯る」「銀杏落葉」
月けぶる銀杏の花の匂う夜は 大竹孤悠
銀杏散るまっただ中に法科あり 山口清邨
銀杏散る神社の石段風かよう 小夜
伝説
槙山の里の庄屋、服部五右衛門は強欲で、年貢の取立てのきびしさで村人に恐れられていた。
ある不作の年、平六という男が、年貢を猶予してくれるように頼みに言ったが、五右衛門は平禄をとらえ、庭のイチョウの木に逆さ吊りにして松葉でいぶした。
平禄は「7代まで祟ってやる」と叫び息絶えた。のち五右衛門は乱心しイチョウの枝で首をつって死ぬ。服部の家も7代で絶えてしまった。
しかしその後も雨の降るさびしい夜、このイチョウは笑い、その声を聞いたものは熱を出して寝込んでしまう。村人は平六イチョウと呼びイチョウの根元に大きな祠をつくり祀った。
江戸は火事が頻発した街だったが、火炎がイチョウの木に迫ると、太い幹や枝から水を噴き出して枝葉へ火が燃え移るのを阻止するといわれてきた。
信じられない現象だけれど、どうやら事実らしい。関東大震災のとき、浅草寺の境内に生えていた何本かの大イチョウが、火事の炎で枝葉がまさに焼かれようとしたとき、いっせいに噴水のように水を散布して延焼を防いだという伝説が残っている。
『語り継ぐ焼けイチョウ』(北斗出版)唐沢孝一著
□■□■□■□■□□■□■□■□■□銀杏散るまっただ中に法科あり 山口清邨
銀杏散る神社の石段風かよう 小夜
伝説
槙山の里の庄屋、服部五右衛門は強欲で、年貢の取立てのきびしさで村人に恐れられていた。
ある不作の年、平六という男が、年貢を猶予してくれるように頼みに言ったが、五右衛門は平禄をとらえ、庭のイチョウの木に逆さ吊りにして松葉でいぶした。
平禄は「7代まで祟ってやる」と叫び息絶えた。のち五右衛門は乱心しイチョウの枝で首をつって死ぬ。服部の家も7代で絶えてしまった。
しかしその後も雨の降るさびしい夜、このイチョウは笑い、その声を聞いたものは熱を出して寝込んでしまう。村人は平六イチョウと呼びイチョウの根元に大きな祠をつくり祀った。
江戸は火事が頻発した街だったが、火炎がイチョウの木に迫ると、太い幹や枝から水を噴き出して枝葉へ火が燃え移るのを阻止するといわれてきた。
信じられない現象だけれど、どうやら事実らしい。関東大震災のとき、浅草寺の境内に生えていた何本かの大イチョウが、火事の炎で枝葉がまさに焼かれようとしたとき、いっせいに噴水のように水を散布して延焼を防いだという伝説が残っている。
『語り継ぐ焼けイチョウ』(北斗出版)唐沢孝一著
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