ははこぐさ(母子草)    春の七草

別名:ほうこぐさ おぎょう ごぎょう  古名:波々古(ははこ)



・学名:Gnaphalium affine
・キク科  2年草  草丈:15~20cm  ・花期: 4~5月  ・原産:日本、朝鮮半島、東南アジア

花言葉  いつも思っています
名の由来 大小の立ち姿が母子の様な印象を与えるから。漢名の「蓬高(ホオコウ)」から転じてついた名とされる。オギョウとは人形の意。

葉は厚いヘラ形で全体に白い綿毛が密生している。白っぽい緑の柔らかい葉。
根本から数本に分かれの茎が伸びその先端に黄色い小さな花が密集して咲く。
冬はロゼットになっているが花のころには消える。
しっかりと根を張り、毎春同じ所に必ず花を咲かせる。

食べられる!春の七
七草粥にして食べる。平安時代から江戸時代までは草餅にして食べられたいた。

似ている花  ちちこくさ(父子草)

はなのさく 心もしらず春の野に はらはらつめる ははこもちひぞ
 「末木集」和泉式部

      ははこぐさはじめのことば忘れけり  矢島渚男
      老いて尚なつかしき名の母子草    高浜虚子
      菩提寺へ母の手を引き母子草     富安風生



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