花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

タグ:ツリフネソウ科

つりふねそう(釣船草・吊舟草)
別名 タカノツメ、スズメグサ 英名:jewelweed

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学名 Impatiens textori
ツリフネソウ科 一年草 花期:7~9月 原産:日本、中国、朝鮮半島


花言葉  安楽
誕生花  
由来    花の形が帆かけ舟を釣り下げているようだから。

枝先に紅紫色の花をつける。下向きの花びらに見えるのはがく片で、後ろが長く伸び、先は曲がっている。
鳳仙花と同じ仲間で、熟した果実に触れるとはじけ飛ぶ。
湿地や流れのそばの、日当たりの良い所を好む
有毒植物

茶花として愛されている。

季語    

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ほうせんか(鳳仙花)
別名 爪紅(つまべに。つまくれない) ほねぬき
英名 バルサム

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ツリフネソウ科インパチェンス属 一年草 花期:6~9月 原産:中国、マレーシア


花言葉  私にふれないで、短気
誕生花  
由来    漢名を和音読みした。
       英名も昔アラビアでバルサンという傷薬を作ったことに由来。
       属名は「我慢できない」という意で種が飛ぶところから。
       爪紅 花を絞った汁で爪を染めたから。
       ほねぬき 種と一緒に魚を煮ると身離れが良くなから。

茎は直立。葉質は柔らい。縁にギザギザがある。
花は葉の付け根から下向きにつく。
熟した果実はつぼ型。触れると河が割れ種がはじけ飛ぶ。

江戸時代元禄年間に渡来。

中国では全草を打ち身や腫れ物に使う。


季語    秋

島倉千代子「鳳仙花」

【伝説】 
  若い木こりが山で道に迷い、疲れと飢えで倒れてしまった。すると長い髭の老人が表れ、袖から小さな青いツボを取り出した。
小枝に糸を結んでその中に垂らすとたちまち大きな鯉が釣れ、若者に差し出した時には湯気を立てていた。
 若者が不思議がると、老人は「私は鳳仙。ついてくるがいい」といって青いツボの中に入ってしまった。若者も続いて中に入った。老人は立派な屋敷でもてなしてくれた。
家に帰った若者が、土産に貰った種を蒔くと、美しい桃色の花が咲き、青いつぼ型の実がなった。ホウセンカはこうして生まれたのだ。
(中国)
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