花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

タグ:万葉集

紫陽花 万葉集


言問(ことと)はぬ 木すらあぢさい 諸弟(もろと)らが 

練のむらとに詐(あざむ)かれけり

大伴家持 巻4 773


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物言わぬ木でも紫陽花のように色鮮やかに咲くものもある。

諸弟のうまい話ににだまされてしまった。


皆様 詐欺には気をつけましょうね。


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万葉集 さきくさ(三椏)

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春さればまづ三枝(さきくさ)の幸(さき)くあらば 後にも逢はむな恋ひそ我妹(わぎも)
柿本人麻呂歌集  巻10 1895



春なるとまず咲くさきくさのように(幸きく=無事)だったら 後にも逢えるだろう。

そんなに恋しがらないでおくれ 恋人よ。



他に福寿草説、沈丁花説もあります。

hukujusou



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桜 万葉集 (1430)



去年(こぞ)の春 逢へりし君に 恋ひにてし 桜の花は 迎へけらしも

若宮年魚麿(わかみやの あゆまろ)

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去年の春に会ったあなたのことが恋しいと
桜は咲いてあなたを迎えているようです



外国映画の台詞にありそうですね
日本人は、シャイだとか いいますが
この頃の日本人はとってもロマンチックで大胆


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椿 万葉集


吾妹子(わぎもこ)を、はやみ濱風(はまかぜ)、大和なる、吾(わ)を待つ椿、吹かざるなゆめ
長皇子(ながのみこ) 巻1  73

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妻を 強い浜風よ、大和で私を待っている椿に、どうか吹いてくれ。



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椿 万葉集



巨勢山のつらつら椿つらつらに 見つつ偲はな巨勢の春野を

坂門人足(さかとのひとたり) 巻1 54

2011


「つらつら」とは密集している様子。

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椿 万葉集

我が門(かど)の片山椿(かたやまつばき) まこと汝(なれ) 我が手触れなな 土に落ちもかも

物部弘足(もののべひろたり) 巻20 4418


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「わが家に咲く椿よ、おまえは私が触れないのに 落ちてしまうのだろうか」



 防人が残してきた妻との長い別れを嘆いています。



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梅 万葉集


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吾が園に梅の花散る ひさかたの天より雪の流れ来るかも


大伴旅人 822

梅の散るのを雪にたとえた歌です。

万葉集には白梅を詠んだ歌が多いんですって。


ここは上野・東京国立博物館のお庭です。


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梅 万葉集


ぬばたまの その夜の梅を た忘れて 折らず来にけり 思ひしものを

大伴百代(おおとものももよ) 巻3 392



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あの夜の梅を折らないで来てしまいました。折ろうと思っていたのに。



素敵なデートのお土産に

庭の梅をひと枝 いいですね

ポーとして忘れてしまったようです


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雪の日散歩 梅



雪紅冬至

今日降りし 雪に競ひて 我が宿の 冬木の梅は 花咲きにけり  大伴家持


雪初雁


 淡雪に 降らえて咲ける梅の花 君がり遣(や)らば よそへてむかも
角朝臣廣辨(つののあそんのひろべ) 


紅梅

梅の花 降り覆ふ雪を 包み持ち 君に見せむと 取れば消につつ
作者不詳 八巻 



雪白加賀


 梅の花 枝にか散ると、見るまでに、風に乱れて、雪ぞ降り来る
忌部黒麻呂(いむべのくろまろ)

雪道標

含めりと 言ひし梅が枝 今朝降りし 沫雪にあひて 咲きぬらむかも
大伴村上(おおとものむらかみ

雪紅梅

 残りたる 雪に交れる梅の花 早くな散りそ 雪は消ぬとも  大伴旅人



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