花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

タグ:二十四節気

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二十四節気 白露(はくろ)
太陽黄経165° 

秋はいよいよ本格的になり、野の草には露が宿るようになります。
風がなく晴れた日の夜は、地上が冷えるため、次の朝美しい露の結晶が見られます。
「陰気ようやく重なり、露凝って白し」というところから名付けられました。
6月の夏至の頃に比べると、一時間近く日没が早くなってます。
日毎夜が長くなり、朝晩の気温が急激に下がる時季です。


 

季語    白露 【秋】
          草ごもる鳥の眼とあふ白露かな  鷲谷七菜子

 しらつゆに風の吹きしく秋の野は貫きとめぬ 玉ぞ散りける  文屋朝泰


2014年は9月8日で、名月と重なりました。

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立秋(りっしゅう)
太陽黄経 135°  8月7日ころ


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この日から暦の上では秋となります。
夏の土用明けで、まだまだ続く厳しい暑さを残暑といいます。
海には土用波が、山には涼風が吹きはじめる。
ひぐらしが鳴き始め、季節の変わりを感じる。

秋たつと 人にはつげねど知られけり み山の裾の風のけしきに

西行

秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかせぬる
藤原敏行



立秋の頃の花

みぞはぎ


みぞはぎ(溝萩、禊萩)



ムクゲ070630

木槿


季語
 【秋】
               
          秋たつや何におどろく陰陽師   与謝蕪村
          秋たつや川瀬にまじる風の音  飯田蛇笏



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小暑(しょうしょ)
太陽黄経 105°  7月7日ころ

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 この日から暑中に入る。このころには梅雨の終わる頃で、暑さが加わる時期。
暑中見舞いはこの日から立秋の前日まで。過ぎたら残暑見舞いとなる。
酔を楽しむ行事が行われる。七夕祭り:阿佐ヶ谷 平塚


集中豪雨
気象用語で、比較的短時間に、局地的に多量に降る強い雨のこと。
小暑から梅雨の終わり頃にかけてよく降る。

ほおずき市
7月9日と10日は、東京浅草寺の「四万六千日」の縁日にあたり、ほおずきの市が立ちます。この日にお参りすると、四万六千日参拝したのとおなじ功徳があるとされています。

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小暑の頃の花

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百合


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露草


季語
 【夏】
               
          



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雨水(うすい)

太陽黄径 330゜ 2016年は2月19日



二十四節気の第二節 立春の15日目。
雪が雨に変わり、根雪や氷が解けだしせせらぎになるという意味だそうです。



雨水01


春の雨にありけるものを立ち隠り 妹が家路にこの日暮しつ

万葉集・詠み人知らず

春の雨なのに 雨宿りしてしていたので 
妻の家に行く途中で日が暮れてしまった。


 
草木の芽が出始める。
農耕の準備はこの日が目安とされてきた。
「春一番」が吹き始めるのもこの頃。
春一番が吹くと、一気に春の訪れを感じるようになります。
でも、この時期は気候が不安定で、春一番が吹いた後でも冬に戻ったように寒い日が続きます。
「寒の戻り」といいます。
「三寒四温」寒い日が3日ほど続き、その後暖い日が4日続くという気候が繰り返されます。


土筆

土筆
 

関東地方など太平洋側ではこの頃に雪が降ります。




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立春(りっしゅん)
太陽黄経315°  2月4日

陰暦では一年を360日とし、それを区切って二十四節気としました。
さらに一つの節気を五日ずつに分けたのが72候です。
立春はその二十四節気の最初の節で、八十八夜、二百十日などはこの日から数えます。

立春の前日がj節分で、この夜は悪魔を追い払い春を迎える行事。
小寒大寒と一年で一番寒い時期があけ、自然界の復活の時です。
日を追うごとに春の気配を感じるようになります。光の春。
日脚は伸び、木々が芽吹き、ウグイスもさえずりはじめます。


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お天気も西高東低の冬型がしばしば崩れ、関東では雪が降ったりします。

2月の雪
2012.2.17

旧暦では、立春の前後に元日を迎えます。年賀状に「迎春」とか「新春」と書くのはその名残りです。
アジア諸国では今でもこの時期を盛大に祝います。

「立春大吉」と書いた札を立春の日に寺の門口に貼る風習もある。
 これは文字が左右対称で縁起がよい言い伝えによるものです。

出雲大社相模分詞 立春大吉御札 

 

季語 【春】立春、春立つ、春来る、立春大吉
     
          雨の中に立春大吉の光あり 虚子



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処暑(しょしょ)
太陽黄経 150°  8月23日ころ

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暑さが収まり、秋の気配のする頃の意。
日が低くなり、西日がさして暑い。
この頃になると梨が膨らみ、稲が穂を垂れ、実りの秋は目前。
太平洋高気圧も弱くなり、台風が接近するようになります。




処暑の頃の花

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南蛮煙管(ナンバンギセル)


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サギ草


季語
 【秋】
         水平にながれて海へ処暑の雲  柿沼 茂
               
          



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芒種(芒種)
太陽黄経75°  6月6日ころ


芒種-麦の穂

麦秋 麦の熟したこと、またその頃の季節をいいます。夏の季語です。

深山路を出抜けて明けし麦の秋  炭太祇


 稲などの芒(のぎ)をもつ穀物の種を蒔く時期。
稲は田植えをする頃であり、麦は刈り取りの時期を迎えます。
蛍が現れ始める。


お米を主食にしてきた日本にとって「田植え」は大切な日です。
最近は品種改良され 田植えは早まっているそうです。
天皇陛下による御田植は5月20日でした。



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早乙女(さおとめ)
 稲の苗を水田に植えつける女性をいう。古くは中世の和歌にみえているが,植女 (うえめ) とも呼んだ。日本の古くからの稲作は,稲の生育を保証する田の神信仰と密接な関係があった。特に田植えには特定の水田に祭場を設けて田の神を迎え,その前で作業を行うことから,一種の神聖な祭儀であったといえる。
苗字にもありますが、なにか関係があるかもしれませんね。


男という漢字は、田と力。こちらも何か関係ありそうですね


芒種の頃の花

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ホタルブクロ 



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紫陽花



田一枚植えて立ち去る柳かな  松尾芭蕉


季語
 【夏】
               
          



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立夏(りっか)
太陽黄経45°  5月5日ころ

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 暦の上ではこの日から立秋の前日までを夏とします。
木々が若葉し、1年中で最も快い時期です。
南北に長い日本列島。このころは北海道では桜が満開になります。
関西以西ではすっかり夏模様となり、新緑の若葉、すがすがしい風が吹き、陽光に
真の到来を実感します。

すがすがしい空気に油断して日光に当り過ぎると、日焼けをしてしまいます。
日中は半袖を着ることが多くなってきます。
スーパークールビズ:ノージャケット、ノーネクタイで通勤がOKになりました。
制服の衣替えといえばは6月でしたが、最近では5月からになりましたね。

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春すぎて夏来にけらし 白妙の衣干すてふ 天の香具山
持統天皇 万葉集

いつのまにか春が過ぎて、夏か来たらしい。
天の香具山には、夏の衣が干されているわ。 


季語
 【夏】
          さざなみの絹吹くごとく夏来る    山口青邨
          プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷
     
          



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啓蟄(けいちつ)

太陽黄径 345゜ 2015年は3月6日

二十四節気の第三節
「蟄」は虫が土の中にこもることで、「啓」はひらくという意味。
冬ごもり中の虫たちが外に出てくる頃とされています。
花も咲き、虫達を待っています。

おおいぬのふぐり



北国でも福寿草が咲き始め、東京近郊にモンシロチョウが舞うのもこの頃です。
この頃にとどろく雷を「初雷」といい、春の季語です。
また「虫出し雷」といいます。雷が目覚まし時計の代わりなのでしょうか。

地中で冬眠していたヘビやカエルも出てきます。昔は、これらも虫の仲間に加えていました。
だから、ヘビは「蛇」、カエルは「蛙」と虫ヘンが付いています。

福寿草


啓蟄や日はふりそそぐ矢のごとく  高浜虚子

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春分(しゅんぶん)

太陽黄径 0゜ 2014年は3月21日



二十四節気の第四節
太陽の中心が春分点に達した時。昼と夜の長さがほぼ等しくなります。
この日を中日として前後3日が彼岸。1948年「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として、国民の祝日に定められました。

しょっかさい



春分は、本格的な春の到来を告げる日と考えらています。
「暑さ寒さも彼岸まで」
昼の時間が長くなり、少しずつ暖かさが増していきます。

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