花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

タグ:侘助


椿 太郎冠者(つばき・たろうかじゃ)


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侘助(わびすけ)という種類です。

唐椿(とうつばき)の一種で、茶人が愛好した。

赤、淡紅 白、など。


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今年は元旦からこんなに開花していました。

やはり 早いですね。


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季語    椿は春の季語ですが、侘助は冬の季語なんです。

侘助や障子の内の話し声  高浜虚子


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うらくつばき

うらくつばき(有楽椿)
たろうかじゃ(太郎冠者)


学名Camellia wabisuke cv. Taroukaja
ツバキ科 花期:12~4月 原産:日本 侘助椿の一種。


由来
    有楽椿は室町時代に中国から輸入されたツバキの原種と、日本のヤブツバキとのかけあわせでできたのではないか、とされる珍しいつばきで、織田信長の弟で茶人の有楽斎長益が、茶の湯の席に好んで用いたと伝えられている。

関東では太郎冠者(タロウカジャ)と呼ばれている。

花は小さめで半開。 楚々とした美しさが好まれる。



季語    冬:侘助



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しろわびすけ(白侘助)


学名
ツバキ科 常緑樹 花期11~2月 

花言葉
  
誕生花  
由来    挑戦から侘助という者が持ち帰った説。

葉は互生
花は白く一重で開ききらず、お猪口のよう。4~5センチ。

その控えめな様子がワビスケとともに茶花として好まれる。
ツバキの中では早咲きの種類。

ツバキと茶の木の交配種だとかいわれているが・・・はっきりとしないらしい。
江戸時代には栽培されていた。

季語    冬:侘助 唐椿
          侘助や障子の内の話声  虚子



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ワビスケ(侘助)
別名 唐椿(とうつばき)

楚々として
楚々として posted by (C)花信風


ツバキ科 常緑高木  花期:12~2月  原産:中国、朝鮮

  季語:
花言葉:ひかえめ
名の由来:千利休に仕え、この花を育てた侘助という庭男にちなんだという伝説から。 


DSCF7040


 
花は一重。半開。白・紅・絞り
花も葉も小ぶり。
雄しべに花粉がなく、結実しない。
中国産の椿の流れを汲んでいると考えられている。



   侘助や障子の内の話し声   高浜虚子
   侘助をもたらし活けて通い妻 石田波郷
   侘助やいちりん風に唄いおり  *小夜


文禄・慶長の役(秀吉の朝鮮出兵)の際、侘助という人が持ち帰ったからという。

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