花信風 季節からのたより

季節と花を追いかけて。花の名前や由来、伝説・・・・を集めています。 過去記事は、加筆などして日付を移動させたりしています。

タグ:夏の季語

とろろあおい
別名 黄色葵(おうしょくき)、はなおくら

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アオイ科 多年草 草丈:1~2m 花期:7~8月 原産:中国

花言葉  願う気持ち
誕生花  
由来    

葉は掌状で5~9に深く切れ込む。
茎の上部に、直径10cmほどの黄色い花をまばらにつける。
一日花
根からは和紙を漉く際の糊を採る。

季語    夏

日に透けて とろろあおいの影薄し  小夜 

紅蜀葵 オクラ

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おいらんそう(花魁草)
別名 草夾竹桃(くさきょうちくとう)、フロックス

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学名:Phlox paniculata
ハナシノブ科 多年草 草丈:60~120cm 花期:6~10月 原産:北アメリカ
 

花言葉  危険な遊び
誕生花  
由来    華やかに咲く姿を花魁に喩えた。白粉の香りがするから説。
       フロックスとはギリシャ語の「炎」からきている。

葉は細いたまご型
茎の先に夾竹桃に似た花が群がって咲く・色は赤紫・白
花のあとに出来る実は、破裂して種を飛ばす。

季語    夏

          花魁草水なき河原に咲きいでる  小夜 

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半袖を着ている間ずっと咲いている花
夏休みの校庭の片隅で、元気に咲いていました。



まつばぼたん(松葉牡丹)
別名 (日照草)ひでりぐさ、爪切草、ポーチュラカ、ローズモス

マツバボタン


スベリヒユ科 一年草 草丈:10cmくらい 花期:7~9月 原産:ブラジル、アルゼンチン


花言葉  にぎやか、無邪気、可憐、家柄が良い
誕生花  
由来    多肉質の葉が松葉に似ていて、花が牡丹のように華やかだからこの名がついた。

地面をはい、横に広がる。
夏の暑さに強く半日花だが、次々と咲かせる。
こぼれた種子で発芽するほど強く、翌春には発芽する。
茎や葉が多肉質で、水分を多く含んでいるから、炎暑がつづいても元気に咲いている。(駱駝みたいですね。)

江戸時代末期に渡来。

季語    夏
          自動車に松葉牡丹の照りかえし  中村汀女

【伝説】

 ある日農夫は倒れていた南蛮の坊さんを介抱し、お礼に鉄の粉そっくりの種をもらいました。
 畑にまくと見たこともない花が一面に咲きました。評判を聞いた殿様がいらっしゃいました。
そしてこの花が盗まれる事を聞いて、一計を案じ「種がほしいものは登城せよ。
花が咲いたら見せに来るように」と種を渡したのです。
人々は花の鉢を抱えて自慢げに見せにやって来ます。
しかしこの農夫だけは「芽が出ませんでした」と謝った。
すると殿様は「渡したのは種ではない、芽が出るはずはないのだ。この花盗人が!」と叱りつけたのです。
正直な農夫は褒美をもらいましたとさ。


 
「松葉」とつく花:松葉菊 松葉海蘭
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がま(蒲)、こがま
別名 ミスクサ(御簾草) タイファ

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こがま


ガマ科 多年草 花期:7~8月 原産:北半球の温帯


花言葉  従順 救護 無分別 杓子定規
誕生花  
由来    

葉、茎共に細長い。
夏茎の上部に蒲の穂といわれるろうそく型の花穂をつけ緑色の雌花の上に黄色の雄花穂が重なる。
初秋に枯れて穂だけが残る。晩秋には綿毛をつける。

花粉は穂黄(ほおう)といい、利尿・止血の漢方薬。

蒲鉾は竹輪状にまるごと焼いた形から、鰻の蒲焼きはぶつ切りにして焼いたので、その形から蒲にちなむという。

季語    蒲、蒲の穂、蒲の花

          大いなる蒲の穂絮の通るなり  高野素十  


【伝説】
 因幡の白ウサギは、海の鰐鮫をだまして利用して笑いものにしたため、怒った鮫に皮をはがされ赤むけの丸裸にされてしまった。
 浜辺に倒れていると神々がやってきて「海の水を浴びて風の吹かれれば治るよ」というのでその通りにしたら、もっとぴりぴりになってしまった。
 泣き伏していると、神々の末弟オオナムチ(大国主命)がやってきた。兄たちに押し付けられた大荷物をかついだオオナムチは「かわいそうに。そこの小川で身体を洗い、蒲の穂をほぐしてその上に転がれば、元通りになるよ」と教えた。ウサギは感謝し、オオナムチに明るい未来を予言した。(古事記)

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ゆうがお(夕顔)
別名 かんぴょう(干瓢)

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ウリ科 つる性一年草  花期:7月ころ 結実期:8月ころ 原産:インド


花言葉  儚い恋
誕生花  
由来    朝顔に似ている花が、夕方開く習性と、寂しそうに咲く花の姿から。

夕刻にアサガオに似た大きな白い花を開き、翌朝までにしぼむ。
果実も大型。ナガユウガオ。マルユウガオ。中には長さ1m、重さ30㎏になる実をつける。
薄い緑色で模様はない。薄く長くむいて干瓢(かんぴょう)にする。食物繊維、カルシウムを含む。
中身をくり抜き乾燥させ、瓢箪のように工芸品を作る材となる。 
 
源氏物語では”夕顔の君”という薄幸の女性が登場する。
夏の宵、白く浮かぶ花は風情がある。

干瓢は栃木県の名産品


季語 夕顔、夕顔の花  【夏】 夕顔の実 【秋】 

【伝説】
 ある寺の和尚がとなりから大きなゆうがおの実を1個失敬してきた。
女のお面をかぶせ着物を着せ、夜ごとこっそり躍らせたりして楽しんでいた。
和尚の留守に小僧が押入れを開けると女の人がにっこり笑ったので仰天し、ほうきでひっぱたいた。よく見ればユウガオだが、下のほうに穴が一つ。小僧はその穴に栗のイガを押し込んでおいた。何も知らぬ和尚、いつものようにゆうがおと寝床にもぐった。いががあったからたまらない。ゆでだこのようにおこり、棒を手に飛び出した。小僧は逃げ、隣のユウガオ棚の陰にかくれた。「小僧、おまえがそこにいるのはわかっているが、舅殿の手前もあるから叩かない。さあ、いっしょに帰れ」(日本)


似ている花 朝顔 昼顔 夜顔 かぼちゃ 蔓茘枝(つるれいし)  
似ている実 瓢箪 瓜

           
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